空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

「けものフレンズ」はAlphaGoみたいなアニメ

 今期は久しぶりに再放送含め週7本のアニメを見ている。録画したまま放置の時代が長らく続いたので、こうしてリアルタイムでアニメを追えるのは良いねえ。話題にちゃんと乗っかれる(はずなんだけど今見てるアニメはほとんど話題にならない)。

 そこに第8のアニメが今週から録画予約リストに追加された。

 そう、「けものフレンズ」である。

 ・・・と書くと大げさだけど、急激に流行してるしストーリーがはっきりしているものでも無さそうなので、せっかくだから録画してみよっか、という軽い気持ちで録画予約に追加してみた。話題のアニメに途中参戦ってアニメをバリバリ見ていた頃ですらほとんどやったことが無かったんだよ。

 それはいいとして。けものフレンズの5話。見たんだけど、これ、なんて言うんだろう、新しいというか、全体的にモヤモヤするんだけど妙に惹きつけられる不思議なアニメだった。

 ただ、その内容について自分がどう思ったのかも含めて非常に形容しづらい。自分の表現力がそこらの小学生以下なのを差し引いても、このアニメを言い表す何かがさっぱり分からない。画期的、な気もするけど、そんな尖った要素は特にないし、新鮮、というのもおかしい気がする。

 で何故か仕事中にふと思い浮かんだのが「AlphaGoみたいなアニメ」だった。なんだそりゃ。

 AlphaGoといえば世界最強の囲碁ソフト。あの連戦、最初の対局での周りの反応が印象的だった。序盤から悪手とも取れる変な手を打ち続けたせいで「これはダメだろう。ソフトも大したことないな」程度の扱いだったのがだんだん形勢が変わり、終盤には序盤の手が効果を発揮して最終的に勝つという流れだった。少しずつおかしいだけだったのに、終わってみれば圧倒的だったと。

 けものフレンズもそれに近いかな。別に目新しい要素はこれといって無いんだけど、少しずつの違和感が積み重なってかなり魅力的なアニメに見えてくる。そんな気がする。

・・・あとは他の誰かが考察記事を書いてくれているはずだ!(丸投げ)

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新幹線で海を渡ろう

そういえば去年新幹線が開通したなー、というのを思い出し、乗ってきました。

新幹線

東京駅から乗るのはもちろんこちらの新幹線。はやぶさ11号。出発を淡々と待つ姿からはなにか威圧感のようなものを感じる。
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大抵くっついてくる「こまち」もこの列車には付いてこず、停車駅も最低限で終着駅を目指す仕様。所要時間は4時間2分とのこと。

「お見舞いしてやるぜー」でーん
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お見舞いされました

 結論から言うと、大変しんどかった。4時間2分座りっぱなしは辛い。

 この列車は東京出発時点ではなんと満席で、最初の1時間半は人が多いとき特有の緊張感がずっと続いた。流石に途中の仙台で半分以上が降りたものの、やはり東海道新幹線と比べ温度が高めに設定されている空調、電光掲示板の横からこちらを見つめる監視カメラ、台形ボディに起因する壁の傾斜など、独特の圧迫感が襲ってくる。

 後半は単純に疲労が襲う。そもそも東京までの時点で東海道新幹線にも2時間近くは乗っている*1わけで、やはり長時間座席に居続けるのは厳しい。よく各駅停車で長時間移動をしているけど、あれは乗り換えが時々発生するし立ったり座ったりもしている。それに比べてこちらは座りっぱなしでエコノミークラス症候群になりそうだ。というか途中からデッキで運動してた。

 風景はどんどん雪国と化していくし、吹雪のようにも見えるし。どこへ向かうのか...。

新線区間

 途中で新幹線の路線名が変わると会社も変わり、乗務員も交代。そこまでバリバリのビジネス路線だったのが急に風情溢れる内容のアナウンスやトンネル紹介が入るようになり、速度だけが速い観光路線のようになってきた・・と思っていると在来線との供用区間に入り速度もゆっくりに。そしてトンネルへ。

*1:実は「ひかり」で来た

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レコーダーから未視聴番組が無くなる

遂にレコーダーから未視聴マークの付いた番組が無くなった!やった!

 今のBDレコーダーは2011年の元日に買った物なので、今年で6年か。でも使い始めてから今までの6年間は録ったら放置というのがほとんどだった。たまに本腰入れて録画番組の消化というか一気見を始めるんだけど、放送から視聴までの間がずるずると開いていき、気がついたら2年前のアニメを見るくらいの差が開くようになっていた。2年前のアニメだと最初に気づいたのがペルソナ4(2012年放送)だから、もう翌年には詰んでたんだな。

 消化しても消化してもみているのは2年前のアニメ。ネットでもとっくに話題にならなくなっていたし、かといって最新のアニメを先に見るのもきつい。気づけば録画本数もどんどん減って、常に録画可能時間30時間以内の攻防を繰り広げていたように思う。一桁になればすぐ録画できなくなるぞと。そして2014年年末の故障・修理を経て、2015年夏にはHDDの空きが遂になくなり、録画ができなくなってしまった。

 そんなわけでレコーダーは1年ほど放置していたんだけど、去年の6月にふと思い立って長年放置していた「ふしぎの海のナディア」の再放送(2012年放送)を一気に見始めたのをきっかけに消化を再開。とは言っても2016夏クールは録画の消化はしなかった。代わりにひたすらラブライブサンシャインを見てリハビリに励み(?)、秋からは本格的にアニメ消化に着手。土日は1日20本以上を見るような生活が続いた。これ、しんどい。

 と、いうわけで昨日めでたく未視聴マークを駆逐することに成功。良かった良かった。ちなみに最後まで残っていたアニメは「長門有希ちゃんの消失」で、途中でHDDの残量が無くなったために13話までしか録れていなかったわけだけど、もう仕方ない。

 もう疲れたので当面アニメは見たくない・・・と思いきや、早速週7本(うち再放送が2本)アニメを録画していたりする。やめとけばいいのに。余裕が出てくると「冬アニメ一覧」とかを見てしまうんだよね。そうなってくると適当に気になるアニメを選び始めてしまうので、結果誰も見ていないようなアニメも平然と引き当て楽しく見てしまったりする。

 ・・・なんかぐだぐだな文章だな。疲れてるなぁ。色々書きたいけど、今日はダメだ。力尽きた・・・。

 あ、ちなみに今期見ているアニメの中で次回の放送が一番楽しみなのは「ハイスクール・フリート」です! 再放送やんけ!*1

*1:「パッケージマスター版」とのことなので厳密には再放送では無い、と思う

映画の最後に次回予告を持ってくるのは怖い

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 今回はなんとこのブログでは珍しい3回連続となる映画関係のエントリです。急にどうしちゃったのか。

 Twitterでフォローしてる人にはバレバレだろうけど、昨日「あるアニメ映画」を見てきた。

 このエントリのタイトル自体が壮大なネタバレになっているので、近々何らかのアニメ映画を見るつもりの人は覚悟しておいてもらいたい。あるいは、観てからにして欲しい。

じゃあ、いくよ。

と、いうわけで

と、いうわけで。

昨日レイトショーで見たんですよ。

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スター・ウォーズが今年も公開されましたね

「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」を昨日見てきた。

 スターウォーズのスピンオフで、スターウォーズ1作目「エピソード4/新たなる希望」冒頭の例のあらすじテロップでさらっと書かれている「デススターの設計図を手に入れた」という部分を1本の映画にしたものだ。ここを映画化すると言うだけで期待できるし、オチが分かっているのについ観に行ってしまう系の映画であることには違いない。

感想

 感想は一言で言うと、「スピンオフであることを存分に活かした傑作」だった。良かった。

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劇場版艦これを見た。これは惜しい

 「劇場版艦これ」が公開されたので、早速初日に見てきた。

 もし「面白かったかつまらなかったか2択で答えろ」と言われたら、何故そんなことを決めなきゃならんのかと文句を言いつつ渋々「つまらなかった」と答えると思う。全然面白くなかったよ。

 でも、おそらくこの映画を評価する人はそれなりに多く出るだろうし、自分もできるだけ褒める側に回りたい。面白いかどうかは別として。うーん、説明しづらい。

元々期待はしていない。が

 元々艦これの映画には期待してなかった。去年の1月から放送されていたテレビシリーズがシリアス回を引きずった翌週をギャグ回にしてしまったり、なにかとぐちゃぐちゃで出来が悪かった印象しかなかったし、評判もなんだか悪かった。自分もこんなエントリを書いてたくらいだし。

tsukuisu.hatenablog.com

 なので映画化してもどうせちぐはぐにしかならないだろうと思っていたし、駄目だと分かっていて見に行くつもりだった。とはいえ、脚本を艦これ生みの親の田中Pが手がけている*1とのことだったので、ちょっとだけ(どうせ無理だと分かりつつも)期待している部分はあったと思う。

しかしこれがあんなことになろうとは——

劇場版艦これはすごいぞ!よくやった!

 田中P(と花田十輝)がやってくれました。あのダメダメなアニメ艦これが大化けです。

*1:花田十輝と共同

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Nintendo Switchへのコメントにみるトレンド

 Nintendo Switchが発表されて10日あまりが経過した。

 はてなブックマークでSwitch関連の記事を見てはコメントを追ったりしていると、期待している人もいれば不安視する人もいて、反応は様々ではあるけれども全体的にはそこそこ好評に見える。

 さて、そのコメント(ブコメ)を色々とみていくと、その中に「2017年の任天堂ハードでその話するの!?」と突っ込みたくなるようなキーワードがちょくちょく出てくることに気づいた。目くじらを立てるほどでは無いにしても、ちょっと引っかかるというか。今回はそこについてちょっと書いてみたい。

そもそもNintendo Switchとは

 Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とは、任天堂が2017年に発売する予定の"据置型"ゲーム機。

「据置型」と言いながら堂々と持ち出しているので実際の仕様は携帯型ゲーム機そのものだと思われる。タブレット型の本体の左右を脱着可能なコントローラーで挟むことで外では携帯ゲーム機となり、ドックに差し込めばHDMI出力で据置型ゲーム機となる。ドック経由の時は電源供給が可能なので、おそらくそのときだけ処理能力が上がるようになっているのではないだろうか。まだ色々隠された仕様はあるだろうけど大体そんなゲーム機らしい。

4K

 「このゲーム機は4Kで出力でけへんのか」というご意見がちょくちょく目に入る。テレビでは4Kの機種がかなり増えてきているので、そのご指摘もごもっとものような気はするけど・・・。

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