空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

サンライズエクスプレスを見に行こう

今回はそんなお話です。

 ブルートレインが既に定期列車から消滅している昨今。一方「寝台列車」全てがなくなったわけではなく、単純にブルートレインが置き換えられて走っているものもある。

 今回はその寝台特急サンライズエクスプレス」が走っているところを気軽に見に行ってみた。

見に来た

 で、来ました。

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でーん。この禍々しい風景。

 サンライズエクスプレス、列車名で言うと「サンライズ出雲」+「サンライズ瀬戸」は夜10時に東京を出る下り列車と、岡山で連結して東京に向かう上り列車が各1本ずつあるわけで、気軽に見に行こうとすると深夜になるわけです。このとき午前2時18分。

 せっかく見に来るなら写真も撮ってみるかーとこれまた軽い気持ちで感度が稼げる一眼レフを持ってきたものの、いくらなんでもきつすぎる。道具は上等かもしれないけど使う側が全然追いついてないし、近いから流し撮りでごまかすことも出来ない。

たまたま通りがかった貨物列車を撮るとこれだ。終わってる。

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 少なくとも写真は全く期待できないぞどうすんだこれと悩むこと数分、左から警笛*1と共に眩しい4灯のヘッドライトが見えてきた。

おっ?
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おおっ!
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おおお!!
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 サンライズは本当に名古屋を通過してたんだ。毎日走っているのにものすごくレアなものをみた気分。良かった良かった。

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 後ろ姿もバッチリ(?)。一応二階建てだと言うことが分かる程度で何が何やらよくわからんけど。

 これで終了・・・ではなかった。待つことおよそ10分。今度は上り列車がやってきた。

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 暗いのは変わらずだけどね。

 そんなわけで、夜中のサンライズを上り下り共にみることが出来たのでした。めでたしめでたし。

 しかしこの達成感のなさというのもなかなかで、こんなことのためにわざわざ夜中に車を出して外で待機してってやることの意味がどこにあったかもよく分からない。そしてカレーパンを車内で食べて帰って寝たのでした。

*1:随分遠くで鳴ってたから発車時のものだと思う。自分は単に歩道橋に立ってただけだからまず鳴らされないよ、念のため