空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

遅れるかと思った

 大学へ行く途中の出来事。今日は昼からの授業だったので、いつものように朝からの時と比べてのんびりと移動していた。その移動途中、電車を乗り換えてその電車が駅から数百メートル走ったあたり−本来なら順調に加速中のエリア−で電車が減速を開始して、止まった。どうせ前の電車が遅れているのが原因の信号待ちだろうと思ったし、車掌もそんな感じのアナウンスをしていたけど、同じ場所で止まったまま3分程経過した頃に予想外のアナウンスが入った。「次の駅で信号が故障しております。」だってさ。その後も待ち続けて、電車が止まってから9分後にようやく電車が動き出した。
 さてこの9分は実はとても大きな問題を含んでる。通っている大学は山の上にあるので、当然そこまでの移動手段はバスになる。そのバスも当然本数に限りがあるわけで・・・9分遅れたときの駅の到着時刻がちょうど授業に間に合う最後のバスの発車時刻だという・・・。回復運転をするかと期待したものの、降りる駅に電車が滑り込んだ時も9分遅れのままだったし、そのとき窓から道を覗けば授業に間に合う最後のバスが駅前から出ていくのが見えたし、こりゃもう駄目だなと思った。ところが人間ひらめくもので、電車とバスの時刻表を持参していたおかげで隣の駅からバスに乗るという荒技に成功、なんとか間に合った。備えあれば憂い無し。