空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

私に嫌がらせをするUSB接続の魔物

 以前にも何度か書いたと思うけど、私の通う大学ではパソコンにログオンするときパスワードではなく、横に置いてある指紋センサーに指を置いて認識させてログオンするという方式になっている。ところが自分の指が超が付くほどの湿潤指であるために指紋センサーと相性が大変悪く、ログオンに失敗すること数知れず。一発で通ったら良いんだけど、一回目で通らなかったらしばらく指を拭きセンサーを拭く作業が続くことになってしまう。特に2回目以降に始める前に「センサーに指が置かれています。指を離してからもう一度開始してください。」みたいなメッセージが出るようになったら最悪で、このメッセージは「今日は特に入りづらくなってまっせー」と言っているかのような魔のメッセージと言っても良いかもしれない。
 しかし今日はそれどころじゃなかった。いつものようにパソコンを起動して自分のIDを入力、指紋認証の画面に入るボタンをクリックした瞬間、まだ指を置いてもいないのに「センサーに指が置かれています。指を離してからもう一度開始してください。」とか言いやがった。センサーを見た感じ強烈な湿潤指の奴が直前に触ったような跡もなく、どう見ても「いつでも使ってくださいね」状態なのでおかしい。仕方がないので[OK]を押していったん戻り、何もせずに再試行するとまたメッセージが出る。やっぱりおかしいのかとハンカチ等を取り出し必死に指紋センサー表面を拭き再試行を3、4回繰り返したものの、いつまでもメッセージが出続ける。まだ1度も触ってないのにこれはひどい。故障かな。
 仕方がないので諦めてそのパソコンはシャットダウン、隣のパソコンを使うことにした。で、ログオンした頃に茶髪のお兄さんが悪戦苦闘したさっきのパソコンの席に登場、電源を投入。「その指紋センサーは壊れてるよ」と思いつつ隣を眺めていたんだけど、目を離した隙にそのお兄さんはあっさりパソコンにログオンできていた。いったい何だったんだ・・・・