空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

薄い!軽い!

 「ローゼンメイデン」の8巻が土曜日に出たらしいので買ってきた。「出版社側と揉めて打ち切りなんじゃないか」というところまで聞いていた中での発売だったので、もしやこのタイミングでの発売は最終巻じゃないかと思いながら本屋へ行ったんだけど予想通りというか、本屋で手に取ったときにこれは打ち切りだと一発で分かる薄さだったので悲しくなってきた。家に帰って目次を見るとやっぱりというべきか3話しか入っていないし、後ろの連載月号を見ると「2006年12月号、2007年1月号、7月号」となっていてやはり何か揉めていたような空気が見えてくる。おまけに最後は何かの教科書に載せても良いくらいに「打ち切りたければこう打ち切れ!」という空気が伝わってくる見事なまでの打ち切りっぷりだったし、これはかなり不本意な中の打ち切りなんだろうなぁ。
 適当に「ローゼンメイデン 8巻 薄」とか入れて検索するとやっぱり結構出てくるし、YouTubeにも動画が上がるこの薄さ。本編が90ページもないくせにそれでも定価は税込みで500円を超えるというのはちょっと商売としてずるくないかな幻冬舎さん。