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空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

崖の上のポニョ

 金曜特別ロードショーで放送。わずか1年半で地上波に到来とは、早いね。
 とりあえず、なんだかよく分かんないけど怖かった。見た目はいつものジブリ作品と比べてかなり絵本調で可愛く仕上がっているものの、それに連動したのかはっきりしない説明不足感というか、すごくもやもやっとした感じにさせられた。それぞれのシーンでもっと言うべき事があるはずなのに、内容もそこそこにして次に行ってしまうような気持ち悪さ。そして途中からの登場人物の現実感の無さ。そして作品自体が突然終わってしまう。
 これはあまりに不気味な映画だ。ぼくが見るにはまだ早いのかもしれない。
 思いっきり子供向けに振って、何も考えずに子供が楽しく見られるようにしているらしい。それにしてはポニョが人間になって宗介の元にやってくるシーンが怖すぎる。あんなもん天変地異以外の何者でもないし、ポニョ自体が不完全なのでカエルみたいになったりする。物語には怖いキャラクターがつきものなのは当たり前ではあるけど、この作品の場合は悪役でも何でもなくずっと宗介の横にいるポニョが怖い。
 試写の時に子供の反応がいまいち良くなかったので監督ががっかりしていた、とどこかで読んだと思う(勘違いかも?)。素直に楽しむにも怖い存在がすぐ真横にいるんだから*1いまいち楽しめないよね。そこが乗り越えられるようになると、こんどは周囲の人物の、なんとも言えない違和感が気になるんじゃないだろうか。どちらも気にならずに楽しめる人が一番この作品を素直に楽しめる人だと思う。
と、思ってたらTwitterでこんなエントリが流れてきた。
Blogger Alliance | 404 Not Found
ただの個人的な見解の域は出てないけど、究極の深読みとでも言うか、とにかく内容がすごい。違和感を感じた部分が次々埋まっていったのに、「ポニョ」という作品がどんどん怖くなる。これを子供向けとして送り出すとは...。あっさりした絵柄でとんでもないことをやってのけた作品、ということなんでしょうか。ひええ。
 やっぱり僕が見るにはまだ早かったようです。録画したからもっかい見よ。

*1:というか主人公だし