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空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

人間観察

 近くにたまたまいる人を眺めてしまう時ってありますよね。え、ない?
 試合を見ていたら7回から目の前の列に4人組が来たんですよ。左から息子の彼女、息子、母、父の順。僕の前が息子ね。
 お父さんは座るやいなや、でかくて古いソニーのラジオを取り出し、周波数を合わせたかと思うと、ELPAかどっかのちっさいラジオも出してきて周波数も合わせ息子に渡して自分はソニーのを使う。で、このソニーのラジオが自動的に周波数を合わせる賢い奴なんだけど、周波数を変える度にピッピッピッピッとやかましい。おまえはルーレットか!
 お父さんは更にバードウォッチングでもするとしか思えないでかい双眼鏡を取り出してお母さんに渡したら、今度は小さいのを出して自分で見るという。いくつもってんだよ!
 で、息子は普通なんだけど座るのが深いから背中がこっちに来てる。おかげで足を開かざるを得ないよ。もうちょっと後ろを気にしよう。
 息子の彼女は柳原とゆうこりんを足して2で割ったような声で「すごーい」を連発。やたらすごいを連発するのもどうだい。「どうでもいい」って言ってるもんだと思われちゃうよ。
 …とまあ、珍しくやってきた甲子園で張り切るただの微笑ましい家族の図、なんだけど、なんかいちいち浮いてる感じがして気になって仕方がなかった。テンションの方向性が違うというか。