空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

今夏の青春18きっぷ

今年も青春18きっぷを買ってJRを適当に乗ってきた。
ただ、今年は土日に予定が入ることが多くて、結局1日余らせてしまった。勿体ないし使い切れる自信がないので、3日バージョンが欲しいところだね。金券ショップか?

1日目

初回はJR東海の、愛知県近辺の路線に乗ってみた。具体的に言うと、武豊線太多線、東海道線の美濃赤坂に行く支線。近場ばかりなので、昼前くらいからのんびり出かけて、暗くなってきた頃に終わるスローな日程で移動した。

武豊線に入るキハ25。ぱっと見313系だけど、ここまで汚いとちょっとなぁ、と思う。ディーゼルカーはエンジンの揺れが来るし苦手だ。

キハ40。おしゃれな駅にこれが平然と来るんだから都会の感覚では理解できない。

2日目

2回目は朝早くに起きて、高山本線を一気に北上、富山から北陸本線を西に回って帰ってくるというのをやった。これの何が面白いのかだんだん分からなくなってくるけど、そこは自分をごまかしながらやるしかない。

途中、高山駅でかなり長時間の列車待ちが発生したので、その間に軽く観光。こういう古い町並みが高山の観光ポイントらしい。とりあえず、さるぼぼグッズをお土産として買って帰った。

北陸本線の富山から乗ったこの電車。空調が故障していたらしく、駅に停車するたびにクーラーが止まるというトラップにやられ続けた。
電車が動くたびに車掌が先頭まで空調操作に走り、停車する直前に戻ってきてドアを開ける操作をしてはまた空調が停止、というスパイラルで車掌が不憫だ。しかしほんとに暑かった。

金沢からはこれ。直流区間と併せてこんな顔の電車を5つ乗り継いだはず。空調が壊れてない分快適ではあったけど、同じようなのに何度も乗ったら流石に飽きるわ。

3日目

この日だけは明確に目的地が決まってあった。「日本へそ公園に行こう」、と。
そんなわけで東海道本線を西に移動し、大阪からは丹波路快速で福知山、福知山線加古川線を乗り継いで「日本へそ公園」駅に降り立ち、2時間ほど見学してからそそくさと撤収するコースを考えていたんだけど、そこは自然が許さなかった。

福知山線から加古川線に乗り換える谷川駅。なんとなく風が強く、不穏な空気・・・。
加古川線が動き出すと天気が急激に悪化。もう雨が電車に激しく降ってくるわ、右や左の近いところに次々と雷が落ちるわで電車から降りるのですら危険きわまりない状態になってしまった。駅でドアを開けるたびに「おまえもう降りるな」と言わんばかりの大雨が電車に入ってくるわけで、こんなもん降りられません。
そんなわけで、日本へそ公園駅も泣く泣く素通り。長時間かけてきたのに、悲しいわ。
豪快な雨の降りっぷりが、次の写真から伝わりますでしょうか。


また違う方法でへそ公園には行ってみたいと思う。そこまでして行きたい場所でもないんだけどね。

4日目

急に思いつきで特急移動祭りを敢行。馬鹿正直に特急券で移動する隙を縫うように、青春18きっぷを使ってきた。
中央西線(特急しなの)→中央東線18きっぷ)→小田急線・御殿場線(特急あさぎり・18きっぷ)→東海道線(18きっぷ)→東海道新幹線(こだま) という流れ。なにをやっとるんだか。

しなの。この貫通型の先頭車のデザインは昔から好きで、いつかは乗ってみたいと思っていたので丁度良かった。実は体調不良気味だったんだけど、そこに加えてこの電車は振り子で走るからしんどさ2割増し。そんなコンディションの中、左右に大きく傾くことを代償に塩尻まで2時間でいけちゃうんだから、良かったんだか悪かったんだかがもう分からない。

中央線と言えばこれ。車内に付いてる液晶の情報量が多すぎて所見殺し感パネェっす。あと座席のクッションが見た目の割に柔らかくてちょっとびっくりした。固そうなのにねぇ。

自動販売機。タッチパネルで使うのは斬新だし、カメラで人の顔見て商品の並びを買えるのも画期的だけど、ちょっとだけ操作が多くて面倒だった。とにかくやけにハイテクなものが平然と置いてあるあたりが東京らしくて楽しい。


ロマンスカーMSE。車内がおしゃれすぎて言葉も出ないわ。これと比べると近鉄のスズメバチはしょっぼいなあ、と悲しくなってくる。あと新宿から30分程度の駅で人が次々に降りていったのが印象的だった。みんなお金持ちやなあ。