空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

ピタゴラスイッチそして中村獅童

「大人のピタゴラスイッチ ちょいむず」を見た。ピタとゴラが寝ていて、スーが車の整備をしているところに百科おじさんの前説という、かなり画期的な入り方で番組が始まる。いつものピタとゴラが百科おじさんと話をしているあの場所に人間が出てくるのも初めてなんじゃないかな。
今夜のテーマは「アルゴリズム」と「レイヤー」で、もうテーマを見ただけでピタゴラスイッチっぽさがかなり出ている。内容は、そこはピタゴラスイッチらしく日常の中のものからアルゴリズムとは何かを感覚で掴ませるような映像が続いていて、大変わかりやすいし、面白かった。電車が駅に停車してから発車するまでの車掌の一連の動きとか、虫の行動の法則性とか。
あとソートの手順がきのこやじゃがいもで解説されていたのがわかりやすく、特にじゃがいも(クイックソート)なんて初めて理解できたんじゃないかなと思うくらい。基準を決めて、基準から左右に分ける。それを繰り返す。っていう手順の説明に具体性が付いて頭に入ってくる。なんだか教材に使えそう。
明日は後半、「かなりむず」だそうな。楽しみ。

そして中村獅童

ピタゴラスイッチが終わった後風呂に入ろうと思っていたのに、チャンネルも変えず放っておいたテレビにとんでもないのが出てきた。
卑弥呼の格好をした中村獅童がそこにいた。
さらにオカマチックに喋り出し、さらにはヒャダイン作曲の卑弥呼の曲をバックダンサーを付けて歌い始める超展開。これにはTwitter実況民も騒然、もはや見るしか無くなるわ。
これは何かというと、平日の午前中に放送している小学生向けの歴史番組*1の中に歌と踊り(とインパクト)で(強引に)歴史上の人物が何の問題に絡んで何をしたのかを覚えさせるコーナーがあるそうで、その歌のシーンをひたすら流すスペシャル番組らしい。それを卑弥呼(のコスプレをした中村獅童)がランキング形式(卑弥呼がすぐばらしてたけど実際には年号の古い順)で紹介するというもの。
社会 小学6年 歴史にドキリ|NHK for School
曲はそれぞれパロディというか、モチーフにしている曲があるようで、そういえば各曲のタイトルも聞き覚えがあるような気がするものが多い。ヒャダインもよくこんな曲作るな、と感心するしかないね。
それにしても、これで歴史を覚えることが出来るんだろうか。相当ヘビロテすると自然と覚えて歌いながらテストの問題もある程度は解けそうだけど、一発だと「なにこれすごい!」みたいな反応で教室のテレビを消してからしばらくは教室がざわざわするだけの効果しかない気もする。少なくとも興味は持ちやすくなるだろうから、それだけでも効果を上げれば万々歳か。

*1:教室で突然テレビ点けてみんなで見るアレね。後ろの席からだと見えないんだよね、あれ