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空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

ゴールデンウィークの思い出2016

今週のお題ゴールデンウィーク2016」
だそうです。そういえばはてなブログ... このくだりは去年もやったから省略しましょう。珍しく2年連続ゴールデンウィーク単位のまとめだよ。今年は3連休・3連休・2連休でやりづらいね。

4/29(金)

 話題の(?)京都鉄道博物館に行ってきた。なんとオープン初日だ。こういうところにいきなり初日から行くのは自分にしては珍しい(だいたい2〜3週目、いくらはやくても2日目)ので入場にどれだけ時間がかかるかビビリながら。

 京都駅から歩くこと20分ほど、京都水族館よりさらに奥、やってきました京都鉄道博物館
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・・あれ?人がまばら?左奥の方にやたらと人が並んでいるのが見えるけど、どうやらあの列は入口ではないらしい。すこし肩すかしを食らいながら真正面の入口から中に入る。券売機も最近のハイグレードな食券販売機のような機械が3〜4台並んでいて、これもたったの1人待ちですんなり入場券を購入し、あっさり入れてしまった。

 入ってすぐのところはこんな感じ。平屋というか屋根だけある展示スペースというところかな。写真が斜めになってしまった。
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 こういうところでは最早お約束の0系などが展示されていて、この奥にはなんと103系のトップナンバーもいる。関西では103系なんて今でもそこらじゅうで走り回っているから珍しくともなんともないけど(103-1も普通に阪和線にいたし)、よそでは既に過去の存在だし早めに展示しておけってことなのかな。

 入口近辺では多くのスーツを着た社員、スタッフと言うよりは本社から応援と視察を兼ねて来たと思われる人たちが「思ったほどの客足じゃないぞ」という顔をしながら立ちつくしていた。

そこを過ぎると建物へ。
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 これが広い。意外と前後方向がかなり広く、車両もそこそこの数が展示されている。中央に見える車両より手前側から右にかけてが鉄道の歴史コーナー、左側が鉄道はどのように作られているのかというインフラコーナー。そして奥がパンタグラフとかレールの仕組みのコーナーになっていて、割と車両そっちのけの構成なのが意外と楽しい。

 パンタグラフがずらっと並んでいて、このうち数台はスイッチ一つで上げ下げできるようになっている。これがまた楽しい。
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 とくに500系の有名なパンタグラフ(フクロウの翼がなんたらかんたら)の動きが独特で、普通なら「上げ下げ」というか折りたたむ動きをするところを、伸びるストローを短くするかのように縦に縮んだあと横に倒れるという不思議な動きをしていた。面白い。

こちらの無残に切られた101系の横ではなんと駅にある非常ボタンが押し放題だった。
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 もっとやばい音が鳴るのかと思ったら、屋上駐車場のスロープから車が降りてくる時の音というか、物流倉庫でフォークリフトが移動してくる時の音というか、あのピロピロピロピロ・・・という音で意外と緊張感に欠ける音だった。もし実際の駅でこの音が鳴っても客の反応が鈍そうな気がするけど、ランプも派手に点灯するから分かるかな。

2階

 2階に上がるとまず見えたのが模型。先頭車両にカメラが仕込んであり、実際の運転体験のようなことが出来るようになっている。ゆっくり走らせる子供もいればかなり飛ばして走らせる子供もいるので、動きを眺めているのも面白い。
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 ところでここの誘導係のスタッフが何故かJR西日本の乗務員の服装だったのが気になった。この人は本当に現場からかり出されているんだろうか? スタッフを眺めていると服装がかなりばらばらで、緑色の博物館スタッフの服を着ている人もいればライブ等のイベント汎用の服を着ている人、乗務員風の人、スーツのスタッフとかなり寄せ集め感が強い。そこまでいちいち制服を用意してられるかって話なんだろうけど、数日間しか開催されないイベントみたいな雰囲気になっていてなんだかなぁ。

 他にも自動改札機の通過体験というのもある。券売機でボタンを押すと切符が出てきて、それを自動改札機に通すだけ。自動改札は機械の部分が透明になっていて、切符がどのように流れていくかを見ることが出来る。

この切符を
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イコちゃん表示の改札に通すと
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イラストが印字される
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 ちなみにこの券売機の裏側にも回れるようになっている。古めの券売機であればいかにも機械といった雰囲気で小銭の場所等の指示があったりする一方で、今回切符を発行した券売機はすっかりコンピューターだからか背面もすっきり。

 そしてその2台の間、壁のやや高めの位置に扉が。目の前にいたカップルの彼女の方が「これなんだろうね?開けてみようよ」と言いながら開けたと思ったら即座に閉め恥ずかしそうな顔をしている。これ、実は券売機の横にある駅員が顔を出すあのボックスで、券売機表側から眺めているといろんな人が何気なく開けては恥ずかしそうな顔をしてそっ閉じ、のパターンが何度も繰り返されていて面白かった。目の前のカップルが実演してなかったら自分も危うく開けているところだったw

 そのほかにも歴代のマルスがずらっと並ぶコーナーや、きっぷを製造する機械、司令室も展示されていて飽きない。駅の案内のパタパタを操作するコーナーまである。
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屋外

 ここは梅小路蒸気機関車館を拡張して作られた博物館なので、例の機関車の車庫も博物館に隣接しており中に入れるようになっている。
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また博物館屋上にも上がれるようになっていて、ここからの眺めがまたいい。
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新幹線、東寺、そして任天堂

っていうか任天堂の研究開発棟(手前)と本社が意外と大きく見えてびっくりした。真横を通る近鉄からはあんなに大きく見えないのになー。
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というわけで

 京都鉄道博物館、思いのほか面白かったです。大阪弁天町にあった交通科学博物館から持ち込んだものも多くあるだろうし人によっては目新しさは無いかもしれないけど、車両そっちのけで鉄道の仕組みやインフラに目を向けた構成というのは非常に楽しかった。名古屋のリニア・鉄道館は「リニアはすごいぞ新幹線はすごいぞ」が前に立っててちょっとくどい感じがあるけど、こちらは体験型の施設も多いし広めで飽きない。

 残念ながらお土産コーナーが大好評で夕方だったこともあり、入場制限ののち入場自体を終了させてしまいお土産を物色することができなかった。あとで「ブレーキレバー型ペットボトルキャップ」なんてのがあるとTwitterで流れてくるのを指をくわえて眺めるくらいしかできないのでした。

 また入場したときにやたら空いていたのは時間が遅めだったからというのはあるみたい。3時を過ぎると子どもたちが疲れるので帰るか水族館に逃げるかするんだとか。確かに入ったのは3時過ぎだったなあ。入口は空いてたけど大規模鉄道模型ショー(?)の待機列が長すぎて見るのを諦めたし、ところどころ混んでいる感はあった。

 面白かったのでまたいつか来たい。(来ないフラグ)

5/4(水)

テレビ

実家の居間のテレビが新しくなった。なんと4Kだ!

 どうやら今まで使っていたテレビが冬場になると再起動を繰り返したりするらしく、最近は起きないけどとにかく怪しいという状態だったらしい。

 新しいテレビは4K!直下型LED!薄い!低い!狭額縁!のコンパクトかつ高性能なマシン(?)で映像がとにかくきれい。白が白い。黒が黒い。「何言ってんだ」と思われるかもしれないけど色がはっきりしているのは大事だよ。また低遅延のゲームモードでスプラトゥーンもバッチリ。あとはこれでルータから有線でLANを引けばさらに成績が上がりそうな気がしてくる。

 実を言うと4Kである必要はまったく無かったんだけどねー。とりあえず今と同じか大きめのサイズでメーカーはパナか東芝HDMIが3つ付いていればというところだったのにこれに合う機種が最早無い。意外と4Kへの移行が早いようで、頼んでも無いのに4Kしかなくて単価がぐいっと上がる感じがする。しかも4Kは4Kでもあくまで4K内でのローエンドモデルになってしまうので、パネルが微妙にしょぼい(パナはIPSじゃない、東芝は倍速じゃない)という弱点もある。

 おまけに今までもREGZA、新しいのもREGZAで投資した割にはUI的にはまるで代わり映えしないというのもまた悲しい。パナだったら曲がりなりにもスマートテレビだったり映像が倍速だったりで「新しいテレビ買ったぞー!」という実感はあっただろうけどねえ*1

 テレビに限らず最近のAV機器は何をやってもわくわく感が出ないようになってしまった気がする。悲しいね。

 さてこれまで使っていたテレビ。完全に潰れているわけでも無く勿体ないので、今回自分の部屋にあった更に古いテレビを今回玉突き更新することにした。さらばぼろテレビ。爆弾を抱えたテレビが自分の部屋に居座ることになるけど、そもそも部屋の主がほとんどいないからいいでしょ。

そういえばこのテレビを買ったときのエントリもバッチリあるんだなあ。本人に年を取った実感があまりない割には時がどんどん進んでいる感じで残酷だ。

おっさんの集会

 中学の友達から誘いがあったので飲みに行ってきた。それ自体は別に珍しいことじゃないけど、コンビニ前に4人集合したときに、なんとなく、「これはおっさんの集まりだなー」とか思ってしまった。酒を飲みながらスプラトゥーンの話をしてマンメンミマンメンミ言ってるだけ(あと会社でWindows10の更新かかるのやめてくれとか)なんだけど、やっぱりおっさんの集まりなんだなー。こればっかりはなー。

5/7(土)

久しぶりに鉄道乗りつぶし

名松線

 三重県名張と松阪を結ぶつもりだったので名松線。松阪から途中まで作ったものの、その間に他社に最短ルートでの路線(今の近鉄大阪線)を作られてしまったために山の中に行くだけの路線になってしまい今に至るという。

 JR東海での未乗路線はこの名松線だけになっていたんだけど、あいにく名松線の区間のうち半分は長らく運転休止区間になっていて正式に廃止になるか復旧するまで足を伸ばしにくい状態になっていた。それが今年の春に7年ぶりに復旧したので、今回行ってきた。

 松阪駅からディーゼルカー。えっ、キハ25しかもロングシートて。
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 松阪駅では今や珍しい駅弁売りの人たちがいて、3人で車内に入ったりホームを行ったり来たりして弁当を売り歩いていた。特急南紀が発車するときも大きく手を振っていたりして、今時珍しいいい光景だ。丁度自分も食べてなかったしここでどうか、と思ったけど、ロングシートじゃなあ。

 時間が来てディーゼル車特有ののろのろ感で発車していく。とはいってもそこはキハ25系、豊富な新幹線マネーを投じて作られたボディ(言い方が悪い)なので揺れは最小限だし音も比較的静かだし、ディーゼルカーとしては快適な方だと思う。

 そうこうしているうちに家城駅。「いえき」と読むんだけど咄嗟に自動放送で言われると酸っぱいあれかと思ってしまう。
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 家城駅で反対側の列車と行き違い。今回はキハ25(左)が来たのでてっきりキハ11(右)が少数派に追いやられたのかと思ったけどそうではなかったらしい。今回ばかりは右の方が良かったなあ。

 それから数十分で終点、伊勢奥津(いせおきつ)駅に到着ー。これにてJR東海は全線走破、おつかれさまでした。

 降り立つと、掲示から路線復活に対する喜びと廃線に対する危機感の両方を感じる。
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 駅前には無料の往復バスまで用意されていて、名松線とセットで観光ツアーが出来るようになっていた。地元の気合いの入りようには並々ならぬものを感じる。

 おそらく路線バスみたいな扱いだろうから誰でも乗れたんだろうけど、さすがにそこまでノープランで行くと帰ってこられなくなりそうな気もする。今回のところは駅舎のお土産物屋さんでいくつか買い物をしてから来た列車でそのまま折り返すことにした。
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以上、名松線でした。

 ちなみにあとで知ったんだけど名松線でのキハ25はかなりレアな存在のようで、鉄道ファンのニュースコーナーに投稿が載るレベルだった。レアなのにありがたみがまるでないだと・・・。

城北線

 なぜ城北線と呼ぶのかは知らない。鉄道建設機構的な組織が路線を途中まで建設したものの計画自体が中止になってしまった。それをJR東海が引き継ぎ完成させたものの、そのまま路線として開業させてしまうと機構に多額の支払を数十年続けないといけなくなってしまう。そこで駅業務を請け負う子会社に鉄道路線の運行ごと任せて支払を回避するという天才的発想で生まれたのが「東海交通事業 城北線」なのだ!

 城北線は今住んでいるところからは割と近いところを走っているのに今まで乗ったことがなかった。何故かというと乗り方が分からないから。

 今となってはローカル線の作法で「降りるときに運賃箱に支払」というのは分かるんだけど、最大のネックが終点の枇杷島駅だった。この駅だけはJRの構内になっていて扱いがさっぱり分からないし、改札の外に券売機も運賃表も何もないのでまるで存在しないかのような扱いになっていて意味が分からない。

 せっかくなので名松線の帰りに乗ってみることにした。

切符を買ってみた

以下の通りです。

 城北線のホームに降りようとしたところ、「ICカードは使えないぞ。切符を買え」との張り紙が。こっちはICカードじゃ無いけどフリーきっぷの区間でも無い*2ので、「どうせ降りるときに運賃箱で払えば良いんでしょ」と思いつつ改札を出てみる。

 しかし改札横にはJRの券売機があるのみで、城北線に関する案内は一切無い。でも「券売機で切符を買え」に嘘偽りが無いとすればこの券売機で買えるのか?というわけで券売機をのぞき込んでみると、確かに右下に「城北線」との表記があった。分かるかこんなもん。

 押してみると数字の入ったアイコンが淡々と並ぶという、よくあるあの画面に切り替わった。今回は全線乗り通しなので一番高いのを買っておけば正解なんだろうけど、どこまで行くのにどの金額を買えば良いかが全く解らない。券売機周辺を見渡しても運賃表には存在すら無く、他の掲示物も一切城北線には触れられていない。扱いが酷すぎる。

 でもさっき書いたように今回は全区間なのでとりあえず一番高いやつを買っておいた。これが間違いない。ちゃんと改札も通れた。よし。

乗ってみた

 城北線名古屋市内を自動車道に沿って走る都市型路線なので、それにふさわしい最高のステンレス車両が走っている。
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キハ11名松線ですら2両だったのにこっちは驚きの単行だ。電化?何それ?の世界である。

 車内に入りしばらくすると、キハ11は乗客数人を乗せて走り出した。城北線はほぼ全線が複線・高架になっていて、住宅街の上を悠々と駆け抜けていく。場所によっては高架の更に上を行く高々架だったりするし、風景も大体都会と郊外の境目という感じで、風景だけ眺めていればさぞ利用者が多いんだろうなあと思える(実際には1日400人を割っているらしい)。

 元々後発の貨物主体の路線として検討されていただけあって、本当にいい感じの高架だ。関西で言うと「おおさか東線」に近いだろうし、JR東海がけちらなければおおさか東線直通快速みたいな特殊ルートの電車も走っていたかもしれない。

降りてみた

 そうこうしているうちに終点・勝川駅。枇杷島を含めても僅か6駅、15分の短い旅だった。

駅名標JR東海もどき。
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住宅街に割って入って最小限のサイズで駅を作っちゃったこの感じね。
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 ちなみにこの勝川駅はJR中央線との乗換駅で、中央線の勝川駅が高架化された暁には城北線がJRの駅に乗り入れるようになる、という構想になっているそうだ。つまり今の勝川駅は仮駅とのこと。で、乗り換えるJRの駅はホームから見て・・・
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どこやねん。左に見えるマンションの奥に駅があるので、東京なら間違いなく別駅認定されるレベルだと思う。がんばれ城北線

 駅の更に奥で止まっている城北線の横を中央線が高速で駆け抜けていくのがまた悲しい。
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 さてJRの勝川駅。駅前は愛知県の駅前にしては珍しく「駅前かくあるべき」みたいな雰囲気の駅前になっていた。城北線からそれほど遠くないのにここだけどうなってるんだ。
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サボテンダーみたいなのがいる。
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で、こちらが勝川駅のホーム。
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 さっき「高架化された暁には」みたいなことを書いたけど、実際にはとっくに高架化もされていてスペースもばっちり用意されている。ところが城北線はずっとあの駅のままで動く気配も無く、乗り換えも面倒な路線のまま。どうするつもりなんだろうなあ。

というわけで

 ことしもゴールデンウィークが無事に過ぎていったのでした。今年もざざーっと書いてしまったし去年よりは短くなってるはずだけど、やっぱり分割した方が良かったかな?とにかく、完走した貴方にありがとう。

*1:ちなみに倍速に関しては今や「存在しない映像を作って間に挟み滑らかに見せる」機能になっちゃってるので、「予想を外したときの乱れっぷりが気になるから」との理由で重視しなかった

*2:今回はJR東海の「青空フリーパス」を使っていた