空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

水の上の新都心へ

 京阪中之島線が本日開業。わざわざ乗りに行ったわけではないけど、丁度用事があったので使ってみた。

 お昼前だからか、快速急行(新型車両)がぎゅうぎゅう詰めの状態で京橋に入ってきてびびる。半分くらいは降りていったものの、流石に今日開業の新線なだけにものすごい人気だわ。
 この"青い京阪"3000系、3駅乗っただけだけどかなりいいね。まず座席の素材がエクセーヌ(座ってないけど)。ドア横の仕切りもエクセーヌ(だと思う)でこれの手触りがたいへんよろしい*1。ドア上の液晶案内はここが何両目かとか意外と行き届いた案内をしてくれてかなり丁寧だし、床のデザインもなんかいい。コンフォート・サルーンなんていう無駄に気合いの入った名前に名前負けしない出来だね。難点を挙げるなら、窓が車のプライバシーガラス並みに暗いので外がかなり暗く見えること、かな。
 天満橋から新線区間。天満橋を出たところから一気に地下深くへ潜っていくのが分かって不思議な感じがする。

 中之島駅…のひとつ手前、渡辺橋駅のホーム。何で中之島じゃないかって?行ってないからだよ _| ̄|○
 渡辺橋駅のホーム(というか改札内)はかなりメタルな印象。それぞれの駅でイメージを少しずつ変えるというのはけいはんな線でも見たけど、これくらい明確にやると分かりやすくて面白いね。特にこれくらい金属っぽくすると何か格好良い。ところが改札を境目に

いきなり木の壁の空間に変わってしまう。改札の外と中でイメージを変えてしまうなんて、うまい事してるなあ。
 この上の階は簡単なレストラン街みたいなものになっていて、若干広めのマクドナルドやコンビニ一体型のサブウェイ*2551の蓬莱*3、立ち飲みのバーなんてのも揃っていてちょっと面白いことになっている。いくらオフィス街の中にあるとはいえ、こんなに店舗を充実させて大丈夫なんだろうか。特にサブウェイの流行ってなさはこっちが心配になるほどなんですが…
 とりあえず見て分かったのは、京阪かなり気合い入ってるなと。3000系もそうだし、駅の木の素材感や駅によってイメージを変える手法、実際の変え方を見ると金がかかってるしよく練られてる。比較するのが間違いだろうけど、同じく地下の新線の今里筋線なんて乗り換え通路をひたすら安っぽい白い壁が連なってるだけで歩いてる内に疲れてくる。あれをイメージすると京阪はバブルみたい。
 これだけ気合い入ってるのを見てしまうと、そのうち大江橋とかに地下通路を造って淀屋橋などを廃止にするんじゃないだろうかとか思ってしまう。淀屋橋や北浜は残念なくらい天井が低いからなぁ。というか、そもそも淀屋橋に延伸したときに御堂筋線よりも深い位置に掘っておけば中之島線を作る必要もなかったはずなのに。
 そんな感じで、京阪中之島線でした。次回は来年の3月20日に阪神なんば線でお会いしましょう。

*1:これで違ったら笑うしかないw

*2:ただし持ち帰り専用

*3:これも持ち帰り専用 →じゃなかった、6席くらいならありますw