突然ブルーレイレコーダーを買ってしまった。ソニーのブルーレイ(永ちゃんっぽく)
ソニー デジタルHDチューナー内蔵HDD 500GB搭載ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-EW500
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2012/10/13
- メディア: エレクトロニクス
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レコーダーは34,800円。ブルーレイでWチューナーでDLNA完備で外から録画予約できて3D対応でBDXLにも対応と装備がとんでもなく充実していて、これだけのモデル*2が元日の日替わり超特価品とはいえこの値段なのは正直こっちが心配になってしまう。ポイントを使っておよそ26,000円程度で買えたので、気づけばnasne(1TBモデルが2万円)にだいぶ近づいてしまった感じ。
ちょっとだけ使ってみた
とりあえず元々あったレコーダーをどけて、新レコーダーを繋いで色々やってみた。これは革命が起こるぞ・・・!
家中どこでもテレビ
とりあえず当初の(=nasneを買う)目的の「他の部屋でビデオを再生する」機能*3を試してみた。
いやあ、DLNAってすげぇな。
電源が入っていれば、1階にあるレコーダーに録画された番組を2階のREGZAで平然と再生できてしまう。それどころか、アプリ*4を入れたらiPadでも普通に再生できるし、おまけにこのレコーダーには放送中の番組もDLNAで流しちゃう機能が付いているのでiPadが「家中どこでもテレビ」に化けてしまう。とんでもないぞこれは。
今までテレビが入り込むことが不可能だったトイレでの視聴が可能になるし、あるいはオカンが1階のテレビで録画した番組を見ていても同じレコーダーで録った番組を2階でこっそり見ることだって可能になる。録画した番組を見るのにテレビの前にいなくて良いって革命じゃないですか。これはほんとに驚き。
DLNAに対応したデバイスなんて家の中には元々いくつもあったけど、いずれも再生側ばかりで録画側がなかった。いよいよ録画側(しかもよくできてる)が整ったことで真価を発揮し始めるといったことろ。いいねえ。
外から録画予約
一人暮らししてて何度か助けられたのがこの機能。ようやく実家でもこれが出来るようになった。
人と話をしていて「今日は夜この番組があるんだよねー」と話を振られて初めて思い出し、どう考えても放送開始までに帰れないなんてときに活躍するので本当に助かる。世の中ほんまに便利になったよねえ。
CATVの録画
今までクソだった操作性が劇的に改善されたのがこれ。多分これが一番でかい。
CATVのSTBとBDレコーダーは直接映像のケーブルが繋がってなくてLAN経由で繋がってるに過ぎないんだけど、STBの番組表から「予約する」を選ぶと何故かレコーダーの名前が突然出てきて「この機器で録画しますか?」とか聞いてくる。謎の技術*5。
今までだったらSTBで番組表から番組の予約して、レコーダー側でぴったり同じ時間の手動予約をしなきゃいけないって言う二度手間でめんどくさかった。おまけにうちの場合レコーダーの操作がとんでもなく難しいんだわ。これがSTBの番組表で完結しちゃうんだから素晴らしい。ちゃんと番組名とかチャンネルとかも引き継いでくれるし感激モノです。
・・・と、今までせいぜいビデオデッキがDVDに差し替わったとか、ハードディスクが付いたとかその程度だったのがとうとう場所を選ばなくなり始めてて今までの常識が覆されているような感じがしてきた。操作は手軽になるし動作は軽快だし、nasneにせずオーソドックスなものにして良かった。危うくnasneが増えCATVのSTBにも外付けHDDを付けとやり始めるところだった。うまくやれば録画は全てこれに統合できるかも。
そういえばソニーはAV機器のUIに未だにしつこくXMBを使っていて、PSPと同じ画面構成と言うことで「見知ったメニューだから割と使えそう」との意見を家族からもらった。パナとソニーが同じ値段で並んでいたら間違いなくパナを選んでいただろうけど(自分が使ってるのもパナだし)、今回はソニーが安くてむしろラッキーだったかもしれない。
試しに映画を見てみた
折角のBDレコーダーなので、BD見ないとダメでしょというわけでTSUTAYAでBDを借りてきた。借りてきたのは「バトルシップ」。いつだったか超大作っぽく広告が大量に打たれていた記憶がある。
海軍の国際合同演習中に宇宙からでかい乗り物がやってきて、それから放たれる兵器とバリアで海軍が手も足も出せず限られた軍艦しか戦えないぞ!どうする!?ってなストーリー。世界の危機とか言うけど結局ハワイ近海で全ての敵を倒します。予告に反してあまりにアメリカンです。
画質はさすがブルーレイと言うべきか、ハワイの海も山の緑もきれいに映っていて、やっぱりハワイはきれいなのかCGがよく出来ているのかすらよく分からないといったところ。地デジと違ってノイズが乗らないからかなり鮮明になったような気がする。
内容は、あ、アメリカンですね(震え声)としか言えない。やたら強い敵がどこかを境にやたら弱くなったりするのはベタだけど超大作っぽく扱ってたことを考えるとがっかり感があるし、終盤で昔の戦艦を退役軍人と一緒に動かすシーンになるんだけど(だからバトルシップなんだな)ここまで来るともはやギャグにしか見えない。1tの砲弾を運ぶシーンとかコメディかよと。一流の金をつぎ込んだB級映画というふうに見えて、ちょっとバランスが悪いような気がする。
そういえばバトルシップはCMの映像もほとんど宇宙船のスローばかりで内容にはほとんど触れていなかった気がする。あれは本編の内容を隠す為にああやっているのかとようやく気づいた。予告職人の技術ってもう感動するしかないですね。