今年もこの季節がやってまいりました。青春18きっぷでございます。別に夏だけのものじゃないけど夏しか買ってないのでこのブログ的には夏の風物詩、といったところでしょうか(と言う割に毎年買ってるわけでもない)。
今年の夏は全2回戦。どんどん遠出ばかりになってきて、各種交通機関でのワープも併用しつつなのでお財布に非常に厳しい。そんな1回戦の模様をお伝えしたいと思います。
0日目
日付が変わる前に実家に帰る。いや、こんなことわざわざ書かなくて良いんじゃ・・・。
ちなみに実家に自分のNintendo Switchを持参した。ちょうどSplatoon2の発売日だったのでセブンイレブンでダウンロードカードを調達、ダウンロードしてちょっとだけ遊んだり。とりあえず実家に置いといてお盆の頃に回収する予定。「Nintendo みまもり Switch」にて監視してるのでプレイ時間はモロバレだし、自分のアカウントを勝手に使っても見抜けるし、日付が変わるちょっと前に通知が出るようにしているし。ふっふっふ。
1日目
まず飛びます
さて初日は神戸空港からスタートした。わざわざ神戸空港まで来たのはもちろんスカイマークで安く済ませるため*1。窓側がほぼ満席だったので渋々通路側の席を予約していたのに、そのことをすっかり忘れて窓側だと思い込んでた。F席が通路側だと気づいたときのショックたるや。
着いた。
どこやねん!
陸路移動します
ここからは高速路線バスで移動。なんとヒュンダイ製のバスだった。ヒュンダイのバスは何度か見たことがあったけどまさかこのタイミングで乗ることになるとは。
もちろんいたって普通のバスで、韓国製だからどうこうというのは特にない。エアコン吹き出し口近辺のスイッチのデザインセンスが日本の会社のそれとはまるで違う(明らかに家電寄り)だとか、窓ガラスがハングラス製だとか、それくらい。
そんなこんなで青春18きっぷの開始地点に到着。
どこやねん!
817系まつり
ここはJR鹿児島中央駅。今回は鹿児島空港に飛んできて、日豊本線で九州の東側をひたすら北上、翌日に本州を東に移動という流れ。駅員に初日の印を押してもらい*2、青春18きっぷでの移動が今回も始まった。
鹿児島中央駅からはこれ。
都城駅で奥の電車から手前の電車に乗り換え。
途中南宮崎で乗り換えて宮崎空港へ、乗った電車で折り返して延岡までが左の電車。
全部一緒やん!
結局この日18きっぷで乗った列車はすべて817系だった。九州でしか走っていない電車なので単純に見ていて新鮮なのと、あと流石は水戸岡鋭治のデザインだけあって遠目に見る分にはお洒落。写真撮ってないけど木の板と革をうまく組み合わせた座席とか流石だと思うよ。
ただまあ乗ってみるとなんか安っぽいというか、室内のあらゆるところから漂う日立感。日立製の車両も阪急みたいに客(鉄道会社)のこだわりが半端なかったらすごいことになるけど817系の場合は「妥協できるところはとにかく妥協した」という雰囲気がかなり強い。
ドア前のつり革の部分が円形でお洒落。ただドア脇のポールがA-trainお馴染みの掴みにくいタイプだったり、天井に向けてのつや消しパネルもなんとも言えないプレーンさ。荷棚も凝っていそうなのになんとなく気になる。
最近はJR九州に限らずどこへ行っても水戸岡鋭治氏のデザインが幅を利かせていてどうよという感じがしたけど、もしかすると氏とJR九州によるデザインは要所に特徴的なアクセントを配してそちらに注目させ、一方で気づかれにくいように質素にする余地を作るというのが上手いんじゃないだろうか。あとは実際に設計する人たちの腕次第、そう考えると817系は田舎路線用の電車としては大成功だと思う。
見た目も座席も特有の雰囲気だけどよく見たらバリッバリの安上がりな日立A-trainでうまいことできてんなあという印象。多少年季が入ってる感出てるし
— つくいす🍊⚓🌸 (@tsukuisu) 2017年7月22日
シート横の壁のパネルが若干剥げてたりしたので、安さはそういうところから見えてくるよね。とはいえ、JR東海の313系みたいにしっかり金かけて超快適であると同時につまらなさも超一流、みたいなのを思えばこれでも全然問題ない。
787系ロングラン
1日目の18きっぷ利用は宮崎県の延岡で終了して、ここからは特急に乗る。今度の車両は水戸岡鋭治の出世作、大泉洋の「つばめ!みなさんもどうぞ!」でお馴染み787系。ちなみに乗るのはつばめじゃなくて「にちりんシーガイア」。
やっぱりJR九州の特急ってのはかっこいいねえ。外装も内装もとにかくグレー。さすがに20年以上前の車両なので新しさは感じないけど野暮ったさも全くない。いやあ、いいですねえ。
で、この特急に3時間50分も乗ったんですわ。そもそも延岡から北に行く各駅停車が1日3本しか無いという恐ろしい区間だったので特急に乗らざるを得ないというのはあったと同時に、夜10時半になるまで3時間50分も乗ってようやく小倉という進みの悪さね。いやあしんどい。大分も別府も全部素通り。そうそう、大分駅と別府駅が特急で3分程度の距離だとは知らなかった。すぐ隣やん。
そんなこんなで、小倉ー。
1日目はここまで。