ネットをポチポチしながら「そういえば南海電車には乗り放題チケットがないんだなー*1」なんてぼんやり思っていたところに、ゴールデンウィークの乗り放題チケットが発売。これ幸いとばかりに買って出かけてきましたよ。
4/27 高野線方面
まずは大型連休初日の4/27、土曜日。難波駅から特急こうやに乗車。
こうや号は昔からあるけど乗ったのは初めて。連休初日の午前中の列車とあって座席の大半が埋まっており、外国人旅行客も多かった。
電車に揺られることおよそ1時間半で終点の極楽橋駅に到着。ここから高野山駅まではケーブルカーに乗車する。ケーブルカーは55年ぶりの新車導入が3月に行われたばかりで、車内もまさに新車。ぴかぴかだった。
高野山駅からはバスに乗車。残念ながらPiTaPaには対応していなかったので、小銭での支払いに。これが後でちょっとしたミスを誘発することに...。
奥の院
バスを降りたのが高野山の奥の院への入口。長い表参道を歩いて行く。
参道の左右は延々とお墓になっていて、変わった形の墓から各企業の施設など、通常想像するような墓からはかけ離れたようなお墓が数多く存在した。広大な敷地であることも相まって相当な数が集まっており、一瞬眺めていくだけでも高野山の特殊さというか、不思議な空間になっていることを感じる。
奥の方へ進むと撮影禁止になってしまうけど、「地下法場」というのがあって、階段でまさしく地下へ入っていける。ICカードで明かりをともせる変な機械もあったりして、新しい技術も貪欲に採用していくなどなんにでも手を出す(?)高野山の姿勢が独特さを出していて面白かった。
4/29 和歌山方面
1日空けて、続いては南海本線方面へ。7年振りにサザンの指定席に乗る。
めでたいでんしゃと加太
やって来たのは数年ぶりの加太線。「めでたいでんしゃ」が可愛い。
加太で降りる。駅前に何も無いので、とりあえず港の方を目指してみる。
まだ「加太港」までは遠いものの、電車の時間もあるし中途半端だけど撤収。ここから先はまたの機会に。
みさき公園
最近南海電鉄が撤退を表明したみさき公園。無事他社に譲渡できるのか、買い手は見つかるのか、そもそも存続できるのか。そういえば行ったことがないなぁということで、本日の閉園時刻まで2時間を切ろうかというタイミングで入ってみた。
駅の改札を出るといきなり下り坂。この先に本当にみさき公園があるというのか。
程なく入口の建物が登場、入園券を買って中に入ってみる。VISAマークの入ったカードを提示するとなぜか割引になるらしく、たまたま支払に使ったPiTaPaを見せたお陰で少し安く入れた。VISA提示で割引って珍しいよねえ。
子供向けゾーン(?)
入口入って左側にある遊具ゾーンは子供向け色が強いのと、なんというか昔の遊園地色が色濃く残るエリアだった。こんなところまだあったのか。
イルカショー
みさき公園と言えばイルカショー。謎の園内通貨を500円分なんとか手に入れ、カードごと回収されつつみることができました。
しかも利用タイミングで引き落としとかじゃなくカードごと回収された(笑)
— つくいす🍊⚓🌸 (@tsukuisu) 2019年4月29日
探偵!ナイトスクープをはじめ、関西のあらゆる番組で見慣れたみさき公園のイルカステージ。遂にここに来る日が来ようとは。アドベンチャーワールドと比べると*2規模はだいぶコンパクトな分水槽との距離が近いのでかなり楽しめた。
動物園
動物園もありましたよ。
というわけで
南海の乗り放題切符をあっさり2日分使い切ったのでした。乗り放題区間のうち乗らなかったのは和歌山港線と泉北高速くらいで、ほぼ全線乗車する勢いだった。それに単純にひたすら乗るわけじゃなくて、ある程度の時間は滞在できたので、そういう面では良かったんじゃないかなぁと思っている。
定期的にこういう切符を出してくれませんかねえ、南海さん。
*1:かつては関西私鉄共通の「スルッとKANSAI 3dayチケット」があったが廃止になってしまった
*2:さすがに比べるのは失礼な気もする