テレビの箱
先月注文していたテレビが届いた。REGZAの32ZP2というやつ。
このテレビは型番から分かるように32型とやたらでかいし、さらには掛ける予定が1mmもないメガネが付いてくる*1というもので、正真正銘の無駄な投資と言わざるを得ない。だいたいテレビを発売前から予約ってどんだけ熱入れてるんだよっていうね。ながら見主体のくせに。
さて、通販でお届けだけ頼んでたので、宅急便の兄ちゃんがサクッと置いていってくれたんだけど、
横に長い。異常なくらい薄い。テレビ入ってんのかこれ。
訳あって数年前には薄型テレビの箱を覗く機会がちょくちょくあったんだけど、その当時の箱は大抵部品がテレビの上か下に入ってて、いかにもな厚さと絶妙な立体的バランス感覚をもった箱だった。
しばらく見ない間に、まさか部品を全部テレビの隣に配置しちゃう自立すら難しい構成の箱が出現しているなんて。液晶テレビの薄型化恐るべし。
薄いから、お役後免になった後にしばらく畳まず放置しても比較的何とかなるのは良いんだけど、畳むと今度は長いんだよな。どんな形も善し悪し。
テレビ
[asin:B004Y7OX9O:detail]
というわけでREGZA。やっぱり綺麗だねえ。
大して広くもない部屋に置いちゃってるので、目と画面が近い。だから最初はノイズとか見えちゃって「意外と普通じゃないか」とがっかりしてた。ところが見ているうちに、ノイズが少なかったり、倍速が効いてたりするのに少しずつ気づき始める。最初から「おおお!」とならずにじわじわ感動するのは一体何なのかしら。
特にアニメは綺麗だよ。「こんなくっきりできんのかよ」って思うくらい超くっきり。朝の「これHDでつくってねーだろ」ってアニメも、設定で原画解像度を落とすとボケが意外とマシになる。最近のDIGAといいこの辺の機能(アニメモード)はどうなってるんだろうね。やりすぎだよもう。
まあ、とりあえず、「テレビ」が来てよかった。今までしばらく、テレビを見るためにはPCモニタにDIGAを繋ぎ、音はスイッチ付セレクタを通してスピーカーに、という環境で、テレビを見ようと思ったら最悪スイッチを5つ押さないといけなかった。リモコンのボタン1つでテレビが写るのは有難い話ですよほんとに。