空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

新型コロナに感染するの巻

 情けないことに新型コロナウイルスに感染してしまいました。ただいま外出禁止の身でして、この状況があと数日は続く予定でございます。

 症状としてはこんな感じ。先週の月曜夜に寒気を感じて、その時点で熱を測ったところ37.1度くらい。翌朝は37.9度まで到達したこともあって解熱剤を投入、その日の間は37度くらいで推移。翌日以降、熱は無し。他の症状は若干ののどの違和感と胸からお腹にかけての違和感、息を大きく吸ったときにやや苦しさというか痛みにもならない程度の辛さを感じる程度で、咳は一貫して無い。

 家族を除いて人と飲み食いしている機会はないし、どこで貰ってきたのかよく分からないというのが正直なところ。毎日の満員電車がまずいのか、ラーメン屋にふらっと入ったのが良くなかったのか。でもラーメン屋は特に混んでなかったけどなあ。

 ということで熱が出た当日のことを記しておきたい。今の状態と軽い感想くらいを書くつもりがこうなってしまうのがいつもの悪いクセである。

どこも電話中

 火曜の朝にとりあえずかかりつけの医者に電話して、熱が出ているがどうしたら良いかを聞いたところ、「発熱外来をやっていないのでネットで調べるか保健所に電話して聞くように」と指示を受けた。でネットで調べたところ近くに一件あったので電話をかけたが電話中。結局30分ほどの間に7〜8回はかけたが、ずっと電話中だった。相当忙しそうだ。

 で平行して少し離れたところの医者にも電話するが、こちらも何度かかけて電話中。仕方が無いので保健所にもかけてみたらこっちも電話中。結局40分近くあちらこちらに電話した結果2件目の医者に繋がって、昼からの診察予約を確保できた。後から分かったけど、新規感染者の集計は木曜あたりに増えるので(土日から潜伏期間を経るとそれくらいになるのかも)、この日は結構少ない方だった模様。なのでピークにあたるともっと電話が繋がらないものと思われる。

医者

 医者は車で10分とかからないところで、通常の診察時間の後に昼から発熱外来を行っていた。

 「先にWeb問診を受けておいてくださいね」と言うことでパソコンを立ち上げてやってみたところ、AIチャット的なやつで、住所氏名から体温、症状、基礎疾患はないか、果ては駐車場に駐める車のナンバーやアンケート的なやつまでたっぷり根掘り葉掘り聞かれた。病院の待合室で書く内容よりも項目が多い上に選択肢も多彩で、しかも条件分岐までできる優秀なやつなのでちょっとびっくり。隔世の感というか、今みたいな切羽詰まった状況だとこういったものが続々と導入されるようになるんだね。

 昼から車で医者に行く。指示があるまで入れないので着いた時点で電話をかけて、車のエンジンを切って待つ。この日は暑くて車内のディスプレイには35度の表示。解熱剤を飲んでいるとは言え、4月なのに熱を出してこの暑さの中で待つというのはちょっとつらいが仕方が無い。

 30分ほど待った後に電話がかかり、ようやく建物内へ。中には他の患者さんはおらず、待ち合いで待つことなく完全防御の医師と看護師が1名ずつの診察室に入った。で綿棒を鼻に突っ込まれてその場で抗原検査を行っている間に症状の確認とかをちょこちょこと。で抗原検査キットを見ながら「これうっすら出てないかな、でてるよなあ」と看護師と医師の二人がかりで見た結果、陽性と判断された。保健所にはこちらから連絡しておきますと言われつつ完璧に用意された薬を渡され、会計して医者はおしまい。なんというか、患者が多いからか最初から最後まで流れるような段取りだった。

 今回行った医者では抗原検査で陽性だった場合は陽性と判断し、陰性だったときのみPCR検査に回しているらしい。偽陽性もあるだろうけど偽陰性よりはよっぽど少ないでしょと言うことなんでしょう。

 保健所からは夕方頃に電話があって、いくつかの聞き取りと指示があった。その中でホテル療養の選択肢も提示されたが、家にいることにした。ちなみにホテルの場合は一度入ると隔離期間の最後までホテルにいないといけないとのことで、それはそれで結構大変なんじゃないかなと思う。

厚生労働省からSMS

 保健所よりも先に厚生労働省からSMSが届いた。医者から情報が流れているんだろう、流れるような段取りだ。内容は療養中の人向けのガイドのURLと、なんとCOCOAの陽性者登録。COCOAの陽性者登録、生きていたのか...。てっきりもう開店休業でもしているものかと思ってた。すかさず登録をしたので、見知らぬ誰かの元に濃厚接触者のお知らせが飛んでいるに違いない。

というわけで

 どこで貰ってきたかは分からないけれど、ついにやってしまった。大した症状がなかったとしても後遺症が残るって言うし、確かにどこか息のしづらさのようなものは感じている。今は症状がないので単に隔離生活の人と言うだけだしテレワークもできているが、職場では濃厚接触と言うことで同じくテレワークになっちゃった人もいる。こういうのが今は全国各地で多数の人がやっているわけで、大変よね....。

 今年一発目のエントリが4月に入ってから、しかもこんな内容とは悲しいね。ちなみに前回のエントリに書いた人は彼氏について関東に行くってんで退職しちゃったよ。んじゃまた。