空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

長崎は今日も晴れだった

 今年も青春18きっぷの季節がやってまいりました!*1

 というわけで、今回は以前の予告通り、47都道府県で唯一入ったことがない長崎県に行ってきたよ。主目的は今回もJR未乗区間乗りつぶし。今回で一応JRの佐賀・長崎区間はすべて乗ったことになったかな。

 いつものようにだらだら続くので、よければお付き合いください。

1日目

 重要なことをさらっと書くのもあれなんだけど、私先月末で退職しておりまして今は無職の身なんですわ。次の職も得られていないというまさしくニートで実家暮らしに逆戻り。というわけで奈良からスタート、出だしは山陽新幹線から。

  1. 山陽新幹線(新大阪→博多)
  2. 福岡市営地下鉄空港線(博多→姪浜
  3. 筑肥線姪浜唐津
  4. 唐津線筑肥線から直通で唐津西唐津、折り返しで西唐津→久保田)
  5. 長崎本線唐津線から直通で久保田→佐賀、折り返しで佐賀→諫早→旧線経由で長崎)

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筑肥線の305系

姪浜から終点の西唐津までは305系で。
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ありふれた地下鉄直通車両ながら車内はさすがJR九州。817系のロングシート版という趣で、安上がりながらぱっと見ではそう思わせないというコスパマジックな車内だった。
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かわいい
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西唐津

西唐津駅近くをぶらぶら。といっても時間があんまりないので即座に撤収。

*1:毎年のことですが青春18きっぷは夏にしか買っていないため個人的には夏がシーズンということになっております。販売は春・夏・冬です。

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サントリーのエナジードリンク

最近自販機で「キックスタート」というエナジードリンクを見かけることが多かったので、この前買ってみたんですよ。
products.suntory.co.jp

 まあーなんというか薄いぶどう味の炭酸といったところで、飲んでいる間はパッとしないなぁという印象。で、そのあとに変な味が来る。

 この変な味がなんとも厄介。薬の味とも言いにくいし、苦みでもないし、とにかく変な味としか評しようがない。エナジードリンクはたまにこういう味を残していく商品があるんだよねえ。リゲインエナジードリンクC.C.レモンエナジードリンクも飲んだあとこういう味がでるからどちらも一度買っただけだったと思う。

 そういえばリゲインエナジードリンクも、C.C.レモンエナジードリンクサントリーだった*1。でキックスタートはというと...またもサントリー

 サントリーエナジードリンクはどうしてこの変な味を残すんだろう。成分の問題で出さざるを得ないのか、責任者がこの味が好きなのか、それとも他の理由か。いずれにしても、この変な後味が(限定販売だったC.C.レモンはともかく)リゲインがあっさり失敗した理由だと思うので、これが続く限りキックスタートも長くは持たないのではないかね。キックスタートはむしろぶどう味が相当薄いので、逆に嫌な感じになっているような気がするし。キックスタートはアメリカのブランドだそうだけど、サントリーのここまでの前科(?)を考えると中身も風味もオリジナルとしか思えない。

 エナジードリンク界隈は各社が挑んでは玉砕していく市場なので、海外2強以外でもそろそろどこか定着して欲しいと思いつつ、やっぱ無理かな。(緑のRAIZINは良かったと思うんだがなぁ)

*1:ちなみにリゲインエナジードリンクサントリーなのは第一三共とライセンス契約してたとかなんとか

隣の飛行機とコンデジ

さて飛行機に乗ってたわけですが。
tsukuisu.hatenablog.com

 帰りの飛行機に乗っているときにふと窓から外を見てみると、左前方に他の飛行機が飛んでいるのが見えた。年々視力が落ちているのもあってどこの飛行機か分からないので、一か八かコンデジの力を頼ってみる。

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幅480pxでトリミングしてみると

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ANAだった。

このあとANA機は一面の雲の中に降下していったので短距離路線だったのかもしれない。

コンデジはいつまで生き残れるか

 このコンデジの出番はそう多く無いけれど、お安い値段ながら光学15倍もズームしてくれるのでたいへん重宝している。出だしが24mm相当の広角とはいえたいへんなズーム力。上の写真も15倍で撮ったものだ。

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用事もないのに沖縄

彡(゚)(゚) 「せや!LCC乗ったことないし乗ったろ」

乗るぜジェットスター

 今回チケットを取ったのはジェットスター中部国際空港那覇空港便。2時間飛んでお値段なんと5,300円*1

 LCCとなると飛行機も搭乗口直付けでなくバスで移動になるので、搭乗口も地上階に。セントレアにはそこそこ来てるけど1階の搭乗口があるとか初めて知ったわ。

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タラップで機内へ。

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窓際の席ではなかったのでこれ以降は写真がございません。

 そもそもはLCCだと席の間隔(シートピッチ)がどの程度狭いのか体験してみようというつもりだったのに、出てきた座席は最前列。前にはジェットスターのロゴが入ったペラいパネルがあるものの、足元はいつもの飛行機よりもかなり広々としていて超余裕。壁を見ると前面に向けてのボディの絞り込みがはっきり分かるし、ペラいパネルのすぐ前はドアなので「そんな前まで客席詰めこんでるのかよ」と驚きつつ、快適な空の旅でございました。

 ちなみに振り返って後ろの座席との隙間を見ると、うちの車もびっくりの狭い空間しかありませんでしたとさ。

*1:4,990円+消費税やらなんやら

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リズと青い鳥と本田望結とチキンとポテト

 きのうミッドランドスクエアシネマで「リズと青い鳥」を見てきた。

顔が違う

 この映画は簡単に言えばテレビで放送されていた「響け!ユーフォニアム」の劇場版。劇場版というか、主役が違うからスピンオフみたいなものかな。

 タイトルがガラッと変わったと思ったらキャラクターデザインも変わっていて、みんな顔が変わってしまった。とはいってもほとんどの登場人物はまぁだいだいそれっぽさを維持してたのに対して、今作の主人公の鎧塚みぞれだけはすっかり別人の雰囲気になっている。

ユーフォの鎧塚先輩:かわいい。「涼宮ハルヒ」の長門を徹底的に可愛くした感じ
リズと青い鳥のみぞれ:し、渋い

 最初画像で見たときはなんだこりゃと思ったけど、映画を観ると印象というのは変わるもので、元のデザインのままだったらこの映画の雰囲気はきっと出せなかったし、ありふれた可愛い女の子がなんやかんややってるだけの映画に見えていたかもしれない。

 強引に解釈すればユーフォの方は主役の黄前ちゃん視点でみた鎧塚先輩像で、今作の方はみぞれが感じている自分自身の悩みみたいなものを反映させているのかなぁ、なんてことも思った。そういえば1期の鎧塚先輩は名前すら出てこないモブキャラだったのにあまりに可愛いのでよく目立ったし、もしかしたら作中でも周りからそう思われていて本意ではなかったのかもしれない。あるいはそんなことも認識していなかったのかもしれない。

 表面上淡々としている人であっても、本人にそういった意識はなくても何らかの魅力や才能を他人が見抜いていたりするわけで、でもやっぱり本人にはそういう意識がなくて全然違う悩みを抱えていたりするわけで。周りなんか関係なく、言いたいことや考えていることをそこそこ飲み込んで、吐き出したいこともうまく通らなかったりして、そういったものを内包した良い雰囲気の主人公だと思いますよ。

 なんの話か分からなくなってきたので、この辺で切り上げ。

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JR四国乗りつぶし

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JR東海が発売している「四国たびきっぷ」というきっぷで四国に行ってきた。

ここ数年で電車に色々乗ってきた中では珍しく、特急の自由席も乗り放題。これで移動が捗る捗る。

みどころ

今回は(も)乗るばっかりなので見所もなにも無いような...

1日目:新型車両2600系

高松からは特急うずしお。12月に営業運転を始めたばかりの2600系が来ていた。

見た目はこんな感じ。
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車内はプレーンかつクリーンな雰囲気(?)
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 「機能性と快適性をそこそこ追い求めつつコストダウンと図った結果、若干新幹線寄りになった」という感じの車内。座席はE7系の普通車に似ていてヘッドレストが動かせるし、有り難いことに"全席"コンセント付き。案内板の表示も見やすく、照明のLEDは間接照明で明るくしかし眩しくない。

 ディーゼルカーなのでエンジンの振動は多少来るものの、全体的には快適。よかったよかった。

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20年くらいぶりにアドベンチャーワールド

 この3連休は何の予定も無くゴロゴロするだけ、のはずだった。出掛けたい気分ではあるものの、どこかに行きたいというのも無いし、「駅メモ!」でまだ位置登録していない駅を取りに行くのも気が乗らない。土曜日はぐだぐだとプランを考えては流すだけで1日が過ぎた。

長良川鉄道で修行のような1往復をするのか?静岡の東から順に乗り潰しをするか?伊勢から四日市近辺までを攻めるか?はたまた地獄の紀伊半島一周か?

よし、明日起きられたらアドベンチャーワールドに行こう!*1

そして翌朝8時30分。

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ここは京都駅、この電車は特急くろしお3号。
さらに3時間後。

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そして。

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7時前に出掛けたのに着いたら正午目前。アドベンチャーワールドでございます。

パンダ

 アドベンチャーワールドと言えばパンダ。子供を作るのが難しいパンダ界では異例の子だくさんであることと、ここで生まれた赤ちゃんは名前に「浜」が付くことから「浜家」と呼ばれているとかなんとか。

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 4枚目がお父さんの「永明」。5枚目がお母さんの「良浜」。良浜は永明から見ると、前の奥さんが前の旦那さんとの間に授かった娘さんだそうな。後妻が前妻の娘とは、うーん複雑。

ウォーキングサファリ

サファリパークっぽいところを歩いて回ろう。気分はさばんなちほー。
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一発目からヒグマ。本人はお休みのご様子。
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隙間から見える海。
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しょっちゅう行き交うツアー用の車。(乗車待ちの列が長すぎたので諦めた)
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餌やりは有料。
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とにかく風が強く、動物たちも寒そう。
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「あなたはヤギね!」
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ライオンはじっと動かずこんな感じ。
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ぐるっと回るだけで本当に1時間くらいかけてしまった。地味に広い。

遊園地

真ん中に遊園地ゾーンが鎮座しているせいでジャパリパーク感が強い。
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それにしても写真傾いてるなぁ。

イルカショー

アドベンチャーワールドやばい。超やばい。

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どんだけいるんだ。

BGM

 BGMが全てアドベンチャーワールドの歴代CMソングなのが良すぎる。曲そのまま流したり、アレンジ版だったり。"アドベンチャーワールドに来た感"が半端ない。長年CMを流しているからできる芸当だよなあ。

撤収

 午後4時台に現地を脱出、5時前のくろしおで白浜を離れた。現地滞在時間はおよそ4時間半。けっこういた方じゃないかな。

鉄道むすめ
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温泉むすめ的な何か
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 脱出に失敗した場合は名古屋に戻ってこられなくなる可能性もあるので心配ではあったけど、終わってみればなんと8時台に名古屋に戻っていたわけで、心配しすぎたなという気もしている。白浜という場所に対する心理的な遠さと警戒感というのはなかなか拭えない。

 ちなみに同時刻スタートで大阪に戻らず逆に三重側から戻ろうとした場合、紀伊長島で列車が途絶えてしまい、当日中に帰れないんだとか。ひええ。

というわけで

 久々のアドベンチャーワールドでした。過去のエントリにもあるように、ここには相当昔に1度だけ来ていた。ただ、そのときは(早朝に出たのに!)昼過ぎの到着だったし、相次ぐ渋滞でヘトヘトになった状態だったりしたためにかなりの短時間で出たはずで、中の記憶が全然無い。むしろ今回来て記憶と合致する箇所が全然無いことに愕然とするくらい。

 アドベンチャーワールドと言えば関西ではCMがしつこく流れているし、動物園としては別格という印象が元々強い。それは来るとさらに鮮明で、入った途端にディズニーランドのようなアーケード、圧倒的に広い園内、堂々存在するジェットコースターなど、どちらかといえばテーマパーク的な指向を強く感じる。土産物屋などが入った建物のホールで変なダンスイベントが行われていたりしたのを見ると、白浜という温泉地であることも相まって、バブル前後のリゾートが時代に合わせて生き残った姿のようにも思えた。

 パンダが何頭もいたりとかイルカショーで同時に大量のイルカを動かしたりというのは、他の公立の動物園ではよほど力を入れないと不可能だし民間資本でもなかなかここまではできないと思う。他だとコンパクトに効率よく、となるところをお金をかけてどーんと構えてるし、それで回っているのもまたすごい。入園料はめっちゃ高いし。

 あと、やっぱり白浜は1泊する前提で来るべき。さすがに日帰りは勿体ないね。

 といいつつ、次もついでに立ち寄るか日帰りなんだろうなあ。

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みんなも寝相には気をつけよう!

*1:なんの脈絡も無いと思われるかもしれないが、紀伊半島途中の白浜にあること、少し前のパンダブーム的な何かで名前が挙がっていたことなど一応きっかけはある。ただとにかく遠いし突然思いつきで行くのはやはりおかしい