空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

尼崎(3回目)

阪神なんば線の中で飽きない駅は尼崎と桜川だと思う。
桜川はアーバンライナーや伊勢志摩ライナー含めて阪神の駅を近鉄電車がばんばん行き交う異空間という感じで、自分がどこにいるのか分からなくなるようなところがある。
一方尼崎は・・・大げさに連結や解放やってたのが見ている側としては面白かった。いやまあ、やってる方としては冗談じゃないと思うんだけどね。
というわけで連結の場面を間近で見ることにした。増結車両の最後尾に乗り込んで、三宮からの電車を待つ。
作業を近くで見ていた印象としては、繋ぐこと自体はまだまだ雑*1ながらも割と素早く行われる一方で、それ以外が非常に遅い。幌を繋ぐ、仕切りを設ける、機器類のカバーを付ける。この手順が全然分かっていないらしい。
驚いたのはこれ。ドア開閉スイッチ周りのカバーを駅員のおっちゃんが閉めても閉めてもしっかり閉まらないので苦戦していたんだけど、横からもう少し若い人から出てきて「ここはこうするんですよ」と、閉まりかけてるけど固定できない状態の蓋の右の辺りを思いっきり叩きつけて閉めちゃった。ガンッ!とね。
正直近鉄の正しい手順を見たことがないから分からないんだけど、あんな荒々しくていいの・・・?と思う。あれは正しい手順じゃなくて必死にやってる中で見つけた「何とかする策」にしか見えないよね。明らかにその辺の研修をやっていない。
まぁ、待ってる間に駅員同士で幌の固定の仕方について口論寸前の議論になっていたり、「あんなん1回やった(見た、だったかもしれない。曖昧でゴメン)だけで分かるかいな」という内容の愚痴をこぼす人もいたので、やっぱりその辺りが誰も分からずダイヤの大混乱に至ってしまったらしい。
これがこれから毎日続くかと思うと、乗客も駅員も乗務員も大変だわ…

*1:連結した瞬間にかなり揺れて車内で「おおーっ」という声が出た