スプラトゥーンが人気ですね。
この前アピタでガールのamiiboを見つけたので、勢い余って買っちゃったよ。
本体もソフトも無いのに買ってしまった pic.twitter.com/5rwgQwPiS9
— つくいす (@tsukuisu) 2015, 5月 30
それはいいとして。
公式のTwitterアカウントの過去のツイートを眺めてて気づいたことがある。
しつこいようだが、操作方法をおさらいしておこう。
カメラ操作は「Rスティックで大きく向きを変えて」「ジャイロセンサーで微調整」と覚えておこう。 Yボタンでカメラを正面にリセットできることもお忘れなく。 pic.twitter.com/Dk5crdPQkM
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) 2015, 4月 24
このゲームでは移動を除けば「インクを撃つ」操作と「イカの姿で潜る」操作が大きな軸になっているんだけど、それぞれがコントローラー背面のZR, ZLキーに割り当てられている。更にサブウェポン(画像では「ボム」になってる)はRキー。つまり、移動を除けばひたすら人差し指でキャラクターを操作するわけだ。
ゲームソフトってそんな操作だったっけ?
もちろんジャンルに依るとは思うし、特にFPSやTPSなんてのはやったことがない*1から「昔からそうだ」と言われてしまうと何も言えないんだけど、いつの間にか常識が変わってしまっている感じがする。
ここ10年ほどの間に買ったゲームは大抵がベタな子供向けの3Dアクションで、マリオ64の時代から続く操作性というか、とりあえず右手側の表面のボタンを使い分けるようなものが多かった。LもRもカメラのリセットであるとか補助機能用のボタンになっているという印象が強い。L/Rといえば押しながら他のボタンで何かをやるという、機能によってはパソコンのShiftキーみたいに扱われるボタンのような印象がある。少なくともメインでひたすら押すボタンじゃなかった。
でも触ったソフトが全てそうだったかといえば、そうじゃない。
思い出したのはXbox360の「Forza Motorsport 2」だ。買ったわけじゃなくて体験版止まりだけど。あれはアクセルがRT、ブレーキがLTとひたすらひたすらトリガー操作だったので随分違和感があったのを覚えている。でも「なんだこりゃ」と思いつつも、強さを調整できるキーってここくらいしかないもんなと妙に納得できる説得力があった。
更にメタルギアソリッド5(の前振りの方)もそうだった。左のトリガーで狙って、右のトリガーで撃つ。これも最初は「変な操作だなぁ」と思いながらも、結局は銃を撃つゲームなので(下手くそなので日頃は麻酔銃ばっかりだけど)トリガーを引いて撃つというのは自然な操作だし、すぐに馴染んだ*2。
この2つのケースはいずれも結局馴染んでしまったわけだけど
- 強さを調整できるのがトリガーしかなかった
- 実際のアクションに似通った操作
と理由がまるで違う。車は人差し指では動かさないしね。
それを踏まえてスプラトゥーンを見ると、確かにでかい水鉄砲を撃つのが右のトリガーに割り当てられているけど、この水鉄砲は巨大なローラーにも変えられるわけで、そうなるとトリガーを引く動作がしっくりこない。おまけに威力の強弱もない。
じゃあ、なんで人差し指での操作が主体なんだろう?というところで気がついた。
カメラだ。
3Dのアクションゲームには「カメラ」の概念がついて回るし、如何にカメラを回すかというのが重要になってくる。そしてカメラは大抵のゲームで右スティックに割り当てられていて、それを動かすのは当然右手の親指だ。スプラトゥーンではジャイロセンサーで照準を定める操作が主体になるけど、大きな範囲での視界(カメラ)の変更はやはり右スティックになっている。しかもWii UのコントローラはスティックがA/B/X/Yボタンより上に来ていて、親指でスティックを回しながら人差し指で無理にボタンを押す操作(いわゆる「モンハン持ち」に近い形)ができない。
そうなると最初から人差し指での操作に基本的な機能を与えてしまった方が簡単だと思う。なるほど、納得。実際のところは知らんけど、そういうことだと思って今日は寝ることにしよう。
イカ、よろしくー