空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

旅名人の九州満喫きっぷでひたすら乗る九州

 7月の末に九州遠征をして参りました。「それを今更エントリにするの!?」感はあるけどまあ大目に見てください。

 前回の鉄道乗りつぶし遠征が一昨年のコロナが中国で出始めた頃の鹿児島回で、それから2年半ぶりとは時の流れは早い。ついでに言うとこのときはコロナの第7波が急激に来ていたときで、呑気に出掛けつつも内心ちょっとビビっていたりもした。まあ、でも、久しぶりなんでねえ。

1日目

 行程入れるのも久しぶりね。鹿児島空港までは伊丹から飛行機。枕崎までバスで移動してから指宿、鹿児島中央、川内と移動するルートで、鹿児島県内をくるりと回る感じ。

  1. 鹿児島交通バス(鹿児島空港→枕崎)
  2. 指宿枕崎線(枕崎→指宿→鹿児島中央
  3. 鹿児島本線鹿児島中央→川内)
  4. 肥薩おれんじ鉄道鹿児島本線(川内→新八代

最初に買ったきっぷ

 鹿児島空港の券売機で切符を購入。いかにも鉄道の切符だけど、これでバスに乗るのであった。しかしまあ結構なお値段で...。

なんと2,300えん...

「とろぴかるえくすぷれす」だそうで。

ひらがな表記なの

最初に乗った鉄道

 と言うわけで九州に来て最初に乗った鉄道車両は日本最南端のJR終着駅、枕崎からキハ47でした。

おしゃれな駅舎

イーブイ

 マンホールがイーブイだった

どう見てもイーブイ

 調べてみると2018年から設置されているそうで、他にもしないの各所にあるから探してみてね、とのことだった。乗り継ぎ待ちで指宿に滞在しているだけなので探しに出るのは叶わないけど、ちゃんと旅行で来ているなら探してみるのも良いかも。ちなみに駅のすぐ横にある交番にもイーブイがいたような...?(3ヶ月経っているのでうろ覚え)
www.ibusuki.or.jp

2日目

 八代から三角を経由した後熊本から東へ移動し、大分に着いたらすぐ西に移動して佐賀県鳥栖まで。まっすぐ行けば割とすぐ着きそうなのに遠回り。

  1. 鹿児島本線新八代宇土
  2. 三角線鹿児島本線宇土→三角、三角→熊本)
  3. 豊肥本線(熊本→肥後大津→宮地→豊後竹田→大分)
  4. 久大本線(大分→湯布院→日田→久留米)
  5. 鹿児島本線(久留米→鳥栖

821系

 新八代からは最新の821系が偶然来た。雑誌などで見たとおり随分派手な見た目をしているというか、なんというか...。

このド派手なLED額縁

 一方で車内は落ち着いた雰囲気でJR九州らしさもあり良い感じ。窓が小さいのも座席の背もたれが大きい分大して気にならなかった。ローカル線に大量にいる817系の車内は見事なコストダウンを成し遂げてると思える内装でこれはこれで感心するレベルなんだけど、そこからまた方向転換したっぽい。そういえば305系も似たような感じだったかな。

キハ200系

 今回の旅ではキハ200系に何度も乗ったんだけど、その中でも三角線で乗ったハウステンボス柄のキハ200系はかなり良かったというか気に入ってしまった。

訳あって熊本の地でハウステンボス

 何が良かったか。それは座席のカラーリング。

時代を感じる色のチョイス

 このいかにも90年代前半ですというか、バブルが終わるか終わらないかの時代によくあった赤・青・緑・黄を適当に散らして使うセンス。若いイメージというかカジュアルさを出そうとしつつ、ちょっと時代が後なのか、それとも車内に使うには不適格と思ったのか、やや落ち着いた色合いにしているのもとても良い。

 写真では分かりにくいけど壁がグレーでアイボリーとか白系にしていないのもまた良くて、今じゃそんな色は選ばないでしょの塊だし、こんな色の持って来かたをするのは後にも先にもあの辺の時代だけだと思うのよね。

 これ以外の乗車機会にこの色合いの車両にはあたらなかったんだけど、今後も大事に残して欲しい。ちょっと時代遅れに感じる時期を過ぎたら逆に良さが出てくるからきっと。

昼に豪華ハンバーグ

 昼食は豊肥本線宮地駅前にある洋食屋さんに。
fujiyakankou.wixsite.com
 いつもはチェーン店ばかりなのに、今回は阿蘇までやって来て阿蘇の和牛。もう忘れたけど限定メニューのチーズハンバーグだったはず。(上のリンク先には載っていない)おいしかったです。いやあ本当に美味しいものって言うのはね、食べてる間はそこまで美味しいとは思わないわけですよ。ところが店を出た瞬間にものすごい満足感が襲ってくるわけです。「美味しいもん食べた」と笑顔で店を去れる、非常に良い体験でした。

 ちなみにこの日の晩ご飯はマクドナルドだったんだぜ...。なにこの落差...。

そこにIはあるのか

 日田駅前のオブジェ。

Iがない

 Iはどこに行ったんでしょうか。

3日目

 福岡県内を行ったり来たり。小倉に行ったり、また小倉に行ったり。

  1. 鹿児島本線鳥栖→原田)
  2. 筑豊本線原田線)(原田→桂川
  3. 筑豊本線福北ゆたか線)+若松線桂川→直方→若松)
  4. 北九州市営バス(大橋通り→小倉駅新幹線口)
  5. 日田彦山線(小倉→田川後藤寺
  6. 後藤寺線田川後藤寺新飯塚
  7. 筑豊本線福北ゆたか線)(新飯塚→博多)
  8. 鹿児島本線(博多→小倉)

DENCHA

 直方からはBEC819系、DENCHAに乗った。

DENCHAでした

 車両に内蔵のリチウムイオンバッテリーで走る電車で非電化区間でも普通に走れる。というわけで途中までは普通に電車として動き、非電化の若松線ではパンタグラフを降ろして走る。JR東日本のACCUMにも過去には乗っているし、気動車で同区間を乗ったことがないので大してビックリはしないんだけど、じわじわと非電化区間の電動化が進んでるねえ。

高速バス

 今回は若松駅から小倉駅までは市バスでワープ。遠方のバスなんてどんな区間を走るのかなんて分からないので、乗り始めてからギョッとした。なんと路線バスがそのまま高速道路に入っていく...。

 福岡の市バスが高速道路を駆け抜けるのは有名だけど北九州市でも全く同じことが行われているとは知らなかったので、そのまま高速に飛び込んでいったのにはまじでビックリした。予想しないまま初体験に突入するのはちょっと怖いね。まあ言っても速度は全然大したことないので、風景が高速道路なだけだしバス停も全然来ないのではやいなーと思うだけ。とても快適。

田川後藤寺駅の自動販売

エナジードリンクで固めてきた。

と言うわけで

 これでJR九州の乗車率は90%越え。残るは香椎線日田彦山線田川後藤寺駅以南、そしてこの乗車以後に開通した西九州新幹線のみ。今回は青春18きっぷではなく敢えてJR九州の「旅名人の九州満喫きっぷ」(JR九州以外の九州内の鉄道に色々乗れる)を使って、でもJR以外の区間肥薩おれんじ鉄道だけとちょっと勿体なかったかなあと思いつつ、今他にパッと青春18きっぷで行く区間も思いつかないし、まあ丁度良かったかなと思う。

 次回は...いや次回ってなんだろうな。お楽しみに〜(何を)