空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

400系に乗ってみた

 今年はOsakaMetroの中央線に新型車両が入った。400系というやつで、万博に向けて今後数年間で既存の20系を置き換えるそう。今は導入から2ヶ月程度経っていて5本くらいが既に走っているのかな?まあ今となっては普段から乗っているので別にどうってことは無いんだけど、初日にわざわざ乗りに行ってきたのでちょっとだけ書いておく。(2023/6/25)

 初日は一番列車を狙うのは無理なので、とりあえず近鉄けいはんな線の東端である学研奈良登美ヶ丘駅から乗ることに。ネット上の情報を見つつ時間を合わせて行ってみると、いた。

400系

 上の写真だと近すぎるけど随分と独創的なデザイン。方向幕の大きさが犠牲になっているほどで、その分印象的な外見となっている。車内はこんな感じ。

液晶が大きい
座席の背もたれが高い

 去年のエントリに出てきた車両も含めて近年の車両は内装がつや消しの白で清潔かつシンプルにまとめられていることが多い。この車両も目線レベルまでであれば該当するけど、ドアから上が黒に近い濃いグレーで構成されていてかなり締まった印象がある。また液晶で広告を流すことから吊り広告が廃されていて、すっきりした雰囲気が出ている。吊り広告を無くしていいのかねえなんて思いながらもこれも時代かなとも思う。液晶では高頻度でブルアカのCMが流れていてこれも時代だ。

 座席は背もたれが高く外見上は良さげだけれど、角度が急なせいで上手く座るのが難しい。背もたれが普通の通勤電車程度であれば余地があって良かったのかもしれないが、もう少し角度があった方が楽に座れたのではないかなと思う。

 で、動いてみるとだ。これが非常に滑らかに走ってくれる。中央線では前年にも30000A系という新型車両が導入されているけど、これは遡ると初導入が10年以上前の車両になるので改良はあるにしてもここまでは滑らかではなかった。中央線は終電用のレールがある第三軌条方式なので余計に揺れたり騒音があったりするのに、400系はそれをまるで感じさせない。音も今までよりも格段に静かで、自動放送の音声もとても聞き取りやすかった。

というわけで

 数年経てば近鉄かこの車両かになるので有り難がっているのは今だけだし、この日以降も既に何度も乗っているんだけど、最初の印象なんていうのはすぐに忘れちゃうので今回はこうやって残すことにした。斬新な外見も優れた性能も普段使いになると当たり前の物になってしまうし、通勤車両なんだからそれでいいんだけれども、できるだけ毎日新鮮な気持ちで乗りたいものですね。

初日の注目度よ