空降るでいず

じゆうな いろで えがいて みよう

劇場版はいふりを観た。これは惜しい

 観たアニメ映画がイマイチだったときしか感想エントリを書かない私です、こんにちは。

 というわけで2週間ほど前に映画の「はいふり」を観てきたんだけど.. 個人的にはう~ん、という感じだった。
www.hai-furi.com

 ただねえ、何かが悪いとかそういうことはなくて、単に自分が話について行けるかどうかだけだと思うんだよね。ネットの感想をちょっとだけ見たら「面白かった」という人もいるし、「良くも悪くもはいふり」と評している人もいる。本当にこの"良くも悪くもはいふり"に尽きると思う。

自分が思ったことを簡潔にすると

  • TVシリーズが良すぎた
  • 時間が足りなかったのではないか

この2点。

もう2週間経ってるけど、ここから先はネタバレもあるかもなので、観るつもりの人は気をつけてね。

TVシリーズが良すぎた

 はいふりTVシリーズを初めて見たのは再放送だった。ただ、それ以前、初めて放送している頃から「クソアニメ」という評価が常にくすぶっていて、観る前からイマイチなのかなぁと思っていた。見てみると意外と面白かった一方で、ダメだという声もあるのも分かるのがはいふりの独特なところだと思う。

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奈良モーターフェアと車種ごとの私的メモ(2019)

 奈良モーターフェアに行ってきましたよ。電車で。
www.naratv.co.jp

 奈良県下の自動車ディーラーが一堂に会する全国的にも珍しいイベント*1、奈良モーターフェア。昔は奈良競輪場の駐車場を借りてやっていたのにいつの間にか奈良運輸支局(いわゆる陸運局)の一角でやるようになっていた。大和郡山市なのでちょっと遠いけど、車の需要は南の方が多いだろうし県内北端にわりと近いところから多少南下するくらいの移動は仕方ないところか。

 奈良テレビが主催に入ってることもあって、夜には特別番組も放送されていた。これも毎年恒例。

 久々に番組を見たり、あるいは会場でディーラーのお兄さんに話しかけられて思うのは、どうもこれは新入社員向けの登竜門というか腕試し的な側面もあるのかなと。なんせ買いに来たわけでもない不特定多数の客が続々やって来て車に座るだけ座ってカタログ貰って去って行くわけで、そこをどうつなぎ止めるか、名刺渡して住所をなんとか戴いて商談や成約まで持って行けるのか。そういうところのきっかけのプロセスとしては強力なイベントだと思う。

 こっちとしても、わざわざ店に行くほどでも無いけど新型車はちょっとだけ気になるよねえというときには非常に都合の良いイベントなので、できれば毎年来たいくらいではある。だけど告知があまりに地味なので毎年気づいたら終わってるんだよねえ。今年は台風での延期もあったものの、早めに気づいて良かった。

 新人らしき店員さんに話しかけられ名刺まで渡されたり、座ってみて印象が良かったのでカタログを貰おうとしたらなかった件*2もあったりしたモーターフェアでした。

ではさようなら。

*1:昔はそんなこと言ってなかったのに、というか他県はこういうのやってないのね

*2:Twitter参照

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また鈴鹿サーキットだよ!

 今年も鈴鹿サーキットに行ってまいりました。

 今回もまたスーパーフォーミュラ最終戦予選の日で、例によって今年のスーパーフォーミュラの状況を把握していないのに適当に見に行くという適当さ加減でやってきております。マシンを見てもそれがどこのチームで誰が乗っているのかいまいちよく分からないけど、まあいいや。

 予選Q1の時間は最終コーナー付近に陣取り、なんとなく眺める。

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お天気は曇り

 JSPORTS/BSフジ兼用(だっけ?)のカメラが近い。たぶん映ってない。

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スーパーフォーミュラ中継は見ていてカメラの位置が高いなあといつも思うんだけど、この高さなら納得

 日立オートモティブシステムズシケイン(長すぎてピエール北川しかそう呼んでいない)が近いので、デジカメで10倍以上ぐい〜んとズームすると、まあこんな感じ。

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DOCOMO TEAM DANDELION のどちらか

 Q2からは定位置に移動。

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青春18きっぷ2019夏・2回戦

 前回に続いて、青春18きっぷで遠出をしてきたレポでございます。今回は残りの3日分を使って東北をぐるっと回ってきたよ。

1日目

 初日は飛行機で飛んだ後、青森までゆっくり移動。

  1. 仙台空港線仙台空港→名取)
  2. 東北本線(名取→仙台、仙台→小牛田、小牛田→一ノ関、一ノ関→盛岡)
  3. IGRいわて銀河鉄道(盛岡→目時)
  4. 青い森鉄道(IGRから直通で目時→八戸、八戸→青森)

 つまり最初の仙台空港線以外は(元)東北本線だけをひたすら乗り継いで青森を目指す。

 さて、青春18きっぷはJRのきっぷなので、当然ながらJRではない区間は乗ることができない。 とはいえ青い森鉄道の八戸~青森間では特例があるのでそのまま青春18きっぷで乗れるし、仙台空港から名取まで出るときはとりあえずSuicaで乗れば良い。一方で青い森鉄道の残りの区間IGRいわて銀河鉄道全線は自腹で切符を買って乗る必要がある。で、この区間、運賃が、いやあ、ねえ...。

まずは飛行機

 ここ数年お得意の飛行機でスタート。

 飛行中のことを考えて搭乗口前でウォークマンを用意していたら、改札を抜け階段を降り外に出て次の写真を撮る頃にはイヤーピースを片方無くしていた。たった数十メートルしか歩いていないのにもう無いの?前回に続き幸先が悪い。そう、今回は不運の旅でもあるのです...。

 イヤーピースを早速無くしショックを受けつつ飛行機に乗る。乗る機体は去年に続いてDHC8-Q400。

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熊本からはそこそこ揺れたけど、さて今回は

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空港。

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空。

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空港。

 あっさり仙台空港に到着。やはり離陸時の揺れが気になるねえ。

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関西人には南海電車カラーに見える仙台空港鉄道

すっげえ運賃

 岩手からはいわゆる「並行在来線」、IGRいわて銀河鉄道で北を目指す。ここから先は切符を買う必要があるわけで、とりあえずIGRの自動券売機の前に立ち運賃表を眺めた後、覚悟を決めて券売機にお札を投入する。

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青春18きっぷ2019夏・1回戦

 今年もこの季節がやってまいりました。本ブログ恒例、夏の青春18きっぷでの大移動でございます。

 ...が、今回はほとんど特急で移動するばかりで青春18きっぷの出番があんまりない。元取れているのかちょっと怪しい気もするので、それでいいのかと思いつつの1泊2日になってしまった。とりあえず今回は飯山線弥彦線大糸線の完乗が目的。

1日目

まずは特急を乗り継いで長野へ、そして新潟方面へ。

  1. 湖西線北陸本線(京都→金沢)
  2. 北陸新幹線(金沢→長野)
  3. しなの鉄道北しなの線飯山線(長野→越後川口
  4. 上越線越後川口→長岡)
  5. 信越本線(長岡→東三条
  6. 弥彦線東三条→吉田、吉田→弥彦、折り返し弥彦→吉田)

家に置いてきた

 いきなり大ポカの話から。

 ここ数年はスマホ駅メモの位置登録をしながらの移動で、新幹線で移動中は充電をしながら*1位置登録をしようと考えていた。で、新幹線に乗車。リュックを開ける。

 充電器が、ない・・・???

 充電器やUSBケーブル、モバイルバッテリーなどの充電系装備一式を入れた袋がリュックに入っていなかった。あんなにじゃらじゃらした装備を途中で落として気づかないわけがないので、家に置いてきたに違いない。なんてことだ。ここまででも既に今回は時刻表も忘れるし、いろいろ忘れて微妙にひどかったのに、まさかそこを忘れているとは。なぜ気づかなかったのか。

 慌ててネットで検索すると、降りる予定の長野駅の駅ビルにビックカメラがあるとの記述。で、長野駅で降りた。駅ビルのほうへ行く。

 ビックカメラが、ない・・・???

 どうやらビックカメラが運営しているアップル製品の修理カウンターがあるだけで、ビックカメラはなかったらしい。店内のショップリストを眺めながら「はあ?」と言いつつ呆然と立ち尽くすおっさんになってしまった。なんとひどい。忘れ物チェックさえ欠かさなければこんなことにはならなかったのに。

 幸い駅の向かいにドン・キホーテがあったので、USBが2口ついた充電器をそこで確保。移動中の充電はあきらめた。

 出掛ける前には必ず持ち物の確認をしましょう。

飯山線

 充電器を手に入れたあと急いで乗ったのが飯山線。車両は東のディーゼル定番車、キハ110系。

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JR東日本エリアで気動車といえばこれ

 今回最長の乗車時間となるおよそ3時間弱の乗車。長野県から北東の新潟県方面に抜けていく列車なので、風景はひたすら山・山・山。さすがに長野県の風景なので、飯田線からの車窓にもちょっと似ている気がする。

弥彦線

 新潟県東三条駅から弥彦線。中国地方では黄色単色塗りの115系もこちらではばっちり帯が入っている。

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今や少数派の115系

 これが走り出すととにかくうるさい。高架区間ではモーター音にレールがきしむ音にあれやこれやで車内放送がまるで聞こえない。和歌山線105系のほうが静かなのではと思えるやかましさ。新潟もいよいよE129系が多数派になっていつ引退に追い込まれるのかわからんけれども、あのやかましさは今となってはさすがにちょっと辛いね。

 吉田駅で降りたら撮り鉄がちらほら。この並びをひたすら撮っていた。

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弥彦線115系の並び

115系がそろそろ無くなるんだろうか...と思っていたら理由が全然違った。
railf.jp

 この手のイベント列車に偶然遭遇するとは珍しい。ヘッドマーク付きはレアだわ。

*1:E7/W7系はコンセントが全席装備されている

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君は「天気の子」を観たか

※相当ネタバレかもしれないので、観てない人は気をつけてね(じゃあこんなタイトル付けるな)

※というか長いので最後まで読む人いないだろう(といつものように高をくくる)

 昨日の夜にイオンシネマで「天気の子」を観てきた。「君の名は。」も初日夜の上映を観ていて、当時は広い劇場にガラガラの人数(15〜20人くらい)でとても快適だったんだけど、今回はイオンシネマの小サイズ劇場がほぼ満席。1作当たればえらいもんですなあ。

昨日観た時点での第一印象は以下の通り。

 賛否両論あると言われている本作。個人的にはどっちかと言えば間違いなく「否」の方なんだけど、だんだんこれはこれで思い切ったことをしてきたなと思い始めている。

もしや新海誠版「ポニョ」なのでは

 「崖の上のポニョ」がヒットしたときにネットのどこかで観た感想で、こんな趣旨のものがあった。「宮崎駿作品は "世界のあちら側" や境目へ行って最終的に "世界のこちら側" に戻ってくるものが多いが、ポニョは初めて明確に "あちら側" へ行ってしまう作品である」と。他の作品では最後に元通りに収まるか元通りでなくてもそこそこ丸く収まるのに対して、宗介は世界のバランスを変えてでもポニョと一緒にいることをあっさり選んでいたし、その後地上に出てきても風景は物語序盤とは様変わりしたままだった。

 それを新海誠作品に当てはめてみると(といってもそんな大げさな世界観設定の作品が多いかと言えばあれだけど)、「ほしのこえ」は別として「雲のむこう、約束の場所」ではしっかり塔を壊してバッチリ帰ってきている(という風に見える)し、星を追う子どもでも一応帰っては来たし、「君の名は。」でもちゃんと日常が戻っている。

 では「天気の子」はというと... 

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南海電車2連発

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

 ネットをポチポチしながら「そういえば南海電車には乗り放題チケットがないんだなー*1」なんてぼんやり思っていたところに、ゴールデンウィークの乗り放題チケットが発売。これ幸いとばかりに買って出かけてきましたよ。

4/27 高野線方面

 まずは大型連休初日の4/27、土曜日。難波駅から特急こうやに乗車。

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南海高野線特急こうや

 こうや号は昔からあるけど乗ったのは初めて。連休初日の午前中の列車とあって座席の大半が埋まっており、外国人旅行客も多かった。

 電車に揺られることおよそ1時間半で終点の極楽橋駅に到着。ここから高野山駅まではケーブルカーに乗車する。ケーブルカーは55年ぶりの新車導入が3月に行われたばかりで、車内もまさに新車。ぴかぴかだった。

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高野山ケーブルカー。この1本は混んでいたので見送った
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車内。傾斜がかなりきつい

*1:かつては関西私鉄共通の「スルッとKANSAI 3dayチケット」があったが廃止になってしまった

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